おはようございます。太田雄一です。第171回・農業編20「さび病の原因に辿り着く」
農業編20「さび病の原因に辿り着く」
先に説明をした通り空から降ってくる雨は硫酸です。化学肥料のアンモニアの片割れは硫酸イオンです。
これらは最終的に土の中のアルミニウムや鉄を溶かし硫酸アルミニウムや硫化鉄を作ります。硫酸アルミニウムや硫化鉄は今度は肥料のリン酸と置換しリン酸アルミニウムやリン酸第一鉄を作ります。
リン酸第一鉄の色は綺麗な暗青色です。リン酸アルミニウムの色は白色です。リン酸第二鉄の色はきれいな希薔薇色(赤)です。
そして、植物体内で加水分解された水酸化第二鉄の色は錆色です。これらの色と実際のさび病の色を比べてみましたが全く同じでした。
このことからもさび病の原因は土壌のアルミニウムや鉄であって「糸状菌」ではないという結論に行き着いたのです。

そうであれば、いくら「糸状菌」をやっつける殺菌剤を散布しても何の役にも立たないということとなります。
今度はこの農地を100haまで大きくして様子を見ます。さび病にかかっている農地です。
この農地が「電解電子機能水」によって改善されると私たちの推論が正しいこととなります。事実を確かめるのは大変です。
100haでテストを行なおうが500haで行なおうが結果は同じでした。この「電解電子機能水」を散布するだけで全てのさび病は短時間で収まるのです。
