おはようございます。太田雄一です。第170回・農業編19「さび病の原因探究」
農業編19「さび病の原因探究」
日本へは帰れない哀れな太田雄一君は世界の23カ国を訪れ様々な場所を訪問することとなりました。その中で全く今の理屈に納得できないいくつもの事象に会うことがありました。
その第一の事象とは「さび病」でした。さび病は世界的に蔓延しインドネシアやメキシコのコーヒーを全滅させた病気です。そのほかニンニクやネギなどでも猛威を振るっている怖い病気です。

一般的には「糸状菌」によるものとされているのですが、私は大きな疑問を持ちました。さび病は錆色だけでなく白さび病、黒さび病、赤さび病等きれいな色を出す種類があります。その色をよく注意して見ていると黒は単純な黒ではなく濃い青であったりするのです。
私のつたない知識からして、果たして「糸状菌」がこのような鮮やかな色を本当に出すのだろうかという疑問が頭を持ち上げてきました。本当にどの色も鮮やかできれいなのです。

まずはよくわからないので一般的に言われている「糸状菌」が飛び回りそれが感染源ではないとの証明をしなければなりません。
そのため、さび病が蔓延している50ha以上のネギ畑のど真ん中に約1ヘクタールの試験地を作ってもらいました。
ここに「電解電子機能水」をかけていったのです。もし、この地域がさび病になるのであれば「糸状菌」原因論は正しいということとなります。
しかし、そうはなりませんでした。真ん中の1haの農地は全くさび病にかからないどころか、ネギはすくすく伸びていたのです。周りの農地ははさび病により全滅。

このことからさび病の原因は「糸状菌」ではないのではないかと私は考えました。それでは何が原因しているのかを考えなければなりません。
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