おはようございます。太田雄一です。第193回・農業編42「野菜・果物の尊厳②」
第193回・農業編42「野菜・果物の尊厳②」
今から70年前には日本の種は100%固定種だったそうです。今は90%がF1種だと物の本には書いてあります。
オスの生殖器を切り落とす。自分の子供を自分の小さな娘にはらませ、そして、女性の操(みさお)を薬や集団催眠で奪い取る。簡単に言うとこれがF1の技術です。
こんなもの技術でもなんでもありません。もし、技術に意思があるならば「いい加減にしろと。」本気で怒り出すと思います。
「金の為なら何でもやる。心をサタンにくれてやる。」そんな意向が底辺に流れているのでしょう。野菜だけでは飽き足らず、その魔手を「米」にまで広げようとしています。

それに政治家や役人、JA、農家までが一生懸命です。今まで100%の米は固定種でした。日本には300を超える米の固定種があるといわれています。これらが今大変なことになっています。
今動かないとえらいことになる私はそんな危機感を持っています。

2023年のF1種の市場規模は世界的には588億ドル(約9兆円)となっています。
第一位はアメリカのモンサントを吸収合併したバイエル(ドイツ)です。全体の19.36%を占めています。下表を参考としてください。
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種苗・種子業界の世界市場シェア 参考サイト Deallab
このように植物の尊厳をズタズタにし続けることによって、私たち人間の尊厳が守られることは絶対にありません。多分彼ら彼女たちの静かな復讐は既にもう始まっていると思います。
これはマスコミがいう陰謀論とは違います。事実です。目を開き頭を使い生きていきましょう。