おはようございます。太田雄一です。第163回・農業編12「電子化水素理論の光と影」

農業編12「電子化水素理論の光と影」

そんな試験をしているとおかしな現象がおきてくるのです。ある一定の電圧電流値の時だけマイナス極側から水素ガスが発生しないのです。何故かはわからないのですが、その現象が出るのはある一定の電流と電圧のところだけなのです。

電流電圧を少し変えるだけでこの現象は一切生じないのです。

通常の電気分解は水を酸素と水素に分ける
ある一定の電圧電流値の時だけ水素が発生しない!?
(日本では信じてもらえていません)

電極版にプラチナをたっぷり塗り、純水や100%の炭酸カリウムを用いたり不特定な要因を出来るだけ外したりするのですが結果は何も変わりません。

やはり水素ガスは出ないのです。今度は温度などを色々条件を変えて行うのですがこの場合は全く変化は出ません。水素ガスが発生するかしないかは単に電圧と電流だけの問題だということが少しづつわかってきたのです。

結論はこうです。「この新しい電解方式にあってはある一定の電圧と電流の時だけ水素ガスは出ない」という事なのです。

その理由を知りたいと考え、ある日、自衛隊の大先輩で様々な海上兵器の開発に長年携わって来られたM氏のところを訪ねました。

彼はすごいものを発見したようだねと言い、その原理を懇切丁寧に教えてくれました。まだこの世では誰も知らない真理です。私たちはこの現象に「電子化水素理論」という名前を勝手につけ有頂天になっていったのですが、誰も相手にしてくれません。

私は200年以上続いたエレキテルの研究開発の終着点とこの現象を位置づけ、すぐにテストに入っていったのです。

そして、私たちがこの原理を見つけてから15年後、日本の文部科学省はこの存在を発見し、これに「水素化物イオン(ヒドリドイオン)」となずけ「Hという記号を付けたのです。

「電子化水素理論」は15年後に
「水素化物イオン(ヒドリドイオン)」として発表される

もし、この「電解電子機能水」の中に水素イオンが2個の電子を固定していると仮定すると実際の農業の世界でこんな結果が出るのではないかとの推論を立てることとなりました。最初は農業でした。