おはようございます。太田雄一です。第162回・農業編11「検証にかけた2000時間」
農業編11「検証にかけた2000時間」
今から20年以上前、この新しい電解理論の特性を理解するため電圧と電流を変えながらデータを取っていました。
電圧電流可変装置という機材を用いて行なうのですがこの装置一台30万円もするのです。ゆっくり行えるだけの資金もないため24時間交代で行ないました。この間は事務所に仮設ベッドを用意し、そこに寝泊まりしながら行なうのです。

しかし、この可変装置はすぐに壊れるのです。修理に出すのですが原因が不明と言うことで、修理から戻ってくるのが2ヶ月先というのです。仕方なく他のメーカーからもう1台買わざるを得なくなりました。
納品はすぐにしてくれたのですがこの2台目もすぐに壊れてしまいました。原因は24時間ぶっ続けで使用する構造になっていないと言うことでしたが、それでも壊れるのが早すぎます。

1台目も戻ってこずどうしようかと考えたのですが、たまたま少し前にとある組織の事務所にいた時に販売していた介護浴槽の注文が突然にが飛び込んできたため、そのお金を当てにしてもう1台買うことにしました。
この3台約100万円かけて約2000時間の検証を行うこととなったのです。
2000時間というのははじめから決めていたわけではなく最終的に終わるまで2000時間かかったと言うことです。