おはようございます。太田雄一です。第161回・農業編10「演繹法と太田式農法」

農業編10「演繹法と太田式農法」

演繹法(えんえきほう)という方法があります。

「演繹法」とは仮定に基づいて推論を進めるといった方法です。演繹法に対する考え方には帰納法という考え方があります。これは事実から普遍的真理を導き出すという方法です。私たちははじめは演繹法という考え方を取りました。

もし、「電解電子機能水」の中にしっかりカリウムイオン水酸化物イオンが存在していたら、

また、電子水素イオンヒドリドイオン(Hという形で存在していたら、生産量は間違いなく上がり、野菜、果物は大きくなり美味しくなるはずである。そして病気にも強くなるという仮定推論を立てました。

  

その結果を見てみるとそうなるのです。次に分母を増やします。5ha(ヘクタール)から100haにと分母を上げていきます。いくら分母を上げてもこの結果は変わりません。

今度はこの事実を普遍的真理ととらえもう一度やってみます。それでも結果は変わりません。私たちはそうやって出来事をとらえていったのです。

このように、ちょっと怪しい太田式農法15年かけて普遍的真理となっていったのですが、農業を業とする人たちはこの事実すらまともにとらえてくれません。それ以外に日本では農協や市場の問題があり中々理解されないのが現状です。

水の中に水素イオン(H+)がありその周りを電子が2個回っているんだよ。それをヒドリドイオンと呼ぶのだよと言ってもわかる人は100万人に数人の世界です。どうやってそれを証明するんだと言われても世界中でそれを見る計器もありません。

唯一防衛省にあるといわれていても、暑いベールの中にあって、それを簡単に貸してくれるわけでもありません。そうなると時間をかける想定の中で消去法を取るしか方法がなくなる訳です。私たちがこうした問題にぶつかったのは今から20年も前のことです。