おはようございます。太田雄一です。第160回・農業編09「15年の試行錯誤の結論」【重要】
農業編09「15年の試行錯誤の結論」【重要】
電解電子機能水の中には豊富なカリウムイオン(K+)が存在しています。原液では2300ppm(2300mg/kg)程度含まれております。
このカリウムイオンの原子量は約39g程度です。単位はモル(mol)です。
すなわち6.02×10の23乗個の重さになります。(所謂アボガドロ定数です。)
硫酸イオンはほぼ96gです。硫酸イオンは2価ですのでカリウムイオンを2個つなぎ留めれるので78g対96gとなり程よく釣り合うこととなります。
硝酸イオンは62gです。これは1価ですので39g対62gとなります。
塩素イオンは34gです。そうなると39g対34gです。安定します。物事は全て安定しよう安定しようというように進んでいくと考えています。
便宜上水素イオン(1g)と結合する硫酸イオンは2g対96gとなります。硝酸イオンは1g対62g、塩素イオンも1g対34gでほぼ安定から遠いものとなります。
彼女ら (ーイオン)は安定するために他の化合物から自分に合う相手を探し彼氏(+イオン)を奪い取り安定しようとします。
取られた方は崩壊します。人間の世界と同じです。力ずくである女性が自分に合った他所の家庭の旦那を奪い取るとします。旦那を取られた方の家庭が瞬間的に崩壊していくようなものです。
硝酸、硫酸、塩酸の怖さです。それを避けるためにカリウムを入れるのです。カリウムイオン(K+)だけでは安定しないのでそれを安定させるために化学肥料では塩素イオン(Cl–)を使います。塩化カリウム(KCl)となるのです。
しかし、必要なのはカリウムイオンだけで塩素イオンは行き場がなくなり水に溶けて植物体内に入り込んで塩酸(HCl)となるのです。(残念ながらこうした強い酸が野菜を体中から溶かす原因になっていることは余り知られていません。)
電解電子機能水のカリウムイオン(K+)は水酸化物イオン(OH–)によって固定されています。カリウムイオン(K+)は39g、それに対する水酸化物イオン(OH–)は17gです。
カリウムイオンはより安定しようと自分に合った相手と結合しようとします。その性質を使い酸イオン(硝酸、硫酸、塩酸)を固定するのです。
残された水酸化物イオン(OH–)もまた、水に溶けます。そうして植物が光合成によって作り出した水素イオン(H+)と体内で結合し水になります。
単なる水素と酸素を結合させた水を造るには圧力と温度が必要ですがこの場合には必要が無いように思います。これが私の考え方です。
この考えが正しいことを証明するために私は最終的に5万haの土地と15年にわたる試行錯誤を行ってきたのです。
その結果、この考え方が正しいのではないかという結論を導きました。これは理論ではありません、実践の結果です。