おはようございます。太田雄一です。第125回
「メキシコの破壊された大地」
舞台を大きく変えてメキシコに戻します。メキシコでお世話になった山本さんはメキシコ大統領の農業顧問として3代の大統領に仕えたとお話ししました。
メキシコの大地は昔は元気だったのでしょうが、私が行った10年ほど前は大地が助けてくれとSOS信号を出していた状況でした。100年に及ぶ西欧の農業技術によって大地は完全に壊れていました。
山本さんはその中でメキシコ在住の日本人を対象として日本野菜を育て日本人を相手に商売をしていました。
現在も大根、にんじん、しそ、ブルーベリー等多くの野菜、果物を作っています。もちろん「電解電子機能水」を用いてです。彼はその他、海上自衛隊の遠洋航海部隊の食料補給を30年以上行っており、日本国にも多大の貢献をしている方です。
その山本さんが今から4年前にメキシコ海軍本部の前でゲリラに誘拐され、2週間後海軍の特殊部隊によって助けられた事件がありました。
その時ゲリラによって右腕を複雑骨折させられたのですがメキシコでは治すことができず、コロナ禍の中、日本で手術をしたことがあります。
約2ヵ月で彼はメキシコに帰っていきましたが、本当に怖い国だなぁと改めて思いました。