おはようございます。太田雄一です。第278回・再始動編71「人生を神様にハイジャック」

第278回・再始動編71「人生を神様にハイジャック」

「人間万事塞翁が馬」という言葉があります。人生とは何かそんなものだと思います。

しかし、私の人生は途中から神様にハイジャックされたような感じです。何か自分の思った方向とは違う方向へ進んで行くのです。それも大変な、そして難しい難しい方向にです。

そして、それまで全力で作り上げたものが目の前で崩れ去っていくのです。自分の意思とは全く別の力によってです。

全力で作り上げたものが目の前で崩れ去っていく

始めは自分の持っている運命によるものかとも考えましたが、よくよく考えてみるとそうでもないようです。

途中から神様にハイジャックされたような人生が始まる

もっともっと上へ上りなさい。お前のしなければならないのはもっと違うだろう、あたかもそういわれているようです。

人間万事塞翁が馬とはいうけれど
本当に人生は何が起こるかわからない

「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」

■意味
人生の禍福(災難や幸福、不運や幸運)は予測できないことであり、不幸が幸福に、幸福が不幸に転じることもある。人生における幸福や不幸は、予測がつかないものであり、良いことが悪いことにつながったり、悪いことが良いことにつながったりするという教訓。

■由来
『淮南子(えなんじ)』という中国の古典にある故事「塞翁失馬(さいおうしつば)」が元。
国境近くに住む老人(塞翁)が馬を失う。
人々が気の毒がるが、やがてその馬は良い馬を連れて戻ってくる。
息子がその馬に乗って落馬し、足を折る。
後に戦争が起こるが、足が不自由だったため徴兵されず、生き残る。

馬に逃げられたのは不運、駿馬を伴い戻ったのは幸運
怪我は不運、けれど助命したので幸運、というわけです。