おはようございます。太田雄一です。第282回・再始動編75「2003年・電解装置始動せず」
再始動編75「2003年・電解装置始動せず」
会社の登記も始まっていなかった為、まずは個人で契約をし会社が出来た段階で法人契約にするということで了解を得ました。そんなスタートでした。
高橋君とスタートしたことをついつい思い出してしまいました。それから2ヶ月かけて部品等を用意し、組み立てを終えて世界で初めての未分解食塩0%、片側電解の電解槽のテストに入ることとなりました。
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資料編「技術規範初級編」GERの電解システムより抜粋
自分だけでは様々な検証をするには力が足りないので、古巣の海上自衛隊を定年退職した技術幹部U君とH君の力を借りることとなりました。


それと偶然久しぶりに会った前の会社で一緒だったビランデーラ(ビル)にも参加してもらいました。彼はネパール人で叔父がネパール大使でした。全部で4名の陣容でスタートしたのです。
ところが実際に電解試験に入るとこの装置は一切反応しないのです。電気をかけても電解しないのです。「うんともすん」とも言わないのです。
頭の中では快調に動いていたはずなのに・・・。頭の中が真っ白になり久しぶりに立ち尽くしてしまいました。

何が悪いのだろう。所詮素人の思い付きでしかなかったのか。色々考えましたが、考えているだけでは何も進まないと思い、ある行動に出ました。
電解しそれが安定するまで休まず、寝ずにやり続けるという行動でした。結局それが出来るまで84時間かかりましたが、84時間後にはしっかりと動いていたのです。


