おはようございます。太田雄一です。第262回・再始動編55「セブンイレブンと今と昔」
再始動編55「セブンイレブンと今と昔」
今、セブンイレブンに行きますとレジには、ほとんど外国人が付いています。
今から33年前の成長期のセブンイレブンとは何か違う方向に進んでいるように感じるのです。
セブンイレブンは当時防衛庁の中で自衛隊退職者を対象として募集活動を行っておりました。
自衛隊を定年退職しますと当時でも退職時4000万円以上の退職金等を受け取ることができました。(多い人では7000万円以上の退職金を得ていました。)
自衛隊退職者は民間での経験が全くありません、昨日まで鉄砲を撃っていた人たちです。
また、年金をもらえるまでに退職してから5~6年かかります。
退職しても銀行の警備員やマンションの管理人程度の仕事しかない時代です。セブンイレブンはそこに目を付けたのです。

当時はだれが退職時にはいくらもらうのか、また、個人の人事考課表等を詳細に知ることもそれほど難しくない状況でした、経済的にある程度豊な人から準備金や加盟金といった名目で3000万円集めることはさほど難しくありません。
こうしたことはあまり一般的には知られてはいないと思いますが、その様なスタートだったのです。