おはようございます。太田雄一です。第260回・再始動編53「POS問題の収束」

再始動編53「POS問題の収束」

私たちはセブンイレブンから直接仕事をもらっていたわけではありません。東芝テックを経由してセブンイレブンの仕事をいただいていたわけです。

しかし、エンドユーザーであるセブンイレブンの意向は無視できずこの問題が収まるまで常にセブンイレブンにお伺いを立てる必要がありました。

もちろん、東芝テックのお客さんはセブンイレブンだけではなく多くのお客さんを持ち何十種類もの機械を持っておりました。新規の機械設置、機械の交換作業、メンテナンスをこなすために彼らも多くのメンテナンス要員を持っていました。

しかし、先に述べたように超過勤務手当労働組合の問題があり丁寧に個別に対応できていなかったというのも事実でした。そうした中で最もうるさかったセブンイレブンの仕事をアウトソーシングできたことは東芝テックにとって本当に助かったと思うのです。

実際にふたを開けると、この仕事は然程難しいものではありませんでした。故障の原因も多岐にわたらず2ヶ所に限定されていたこと。地域も国道16号線の内側に限定されていたこと。

教育は全て東芝テック側で行われたことで、私達本部要員のやることもあまり多くはなかったのです。

POSの問題は原因究明で収束していきました

そうこうするうちに業務は軌道に乗り、私のやらなければならない仕事は激減していったのです。