おはようございます。太田雄一です。第257回・再始動編50「セブンイレブン本社に行く」
再始動編50「セブンイレブン本社に行く」
セブンイレブンの営業時間も朝の7時から夜の11時までであり。所謂セブンイレブンそのものだったのです。
店舗も小さくほとんどの店舗はメインPOSとサブPOS の2台体制で運用をしておりました。そのうち1台がダウンすると店のシャッターを閉めるというマニュアルがあったためにスムーズな運用ができなかったのです。
そのため、当時計画していた24時間営業が出来ない状況でもありました。私たちがいい返事をしないものですから東芝テックは他のメンテナンス会社にもアプローチしたようですが、彼らにとっても荷が重く断られたようでまた戻ってきました。
ついにはセブンイレブンまで出てきたため、一度セブンイレブンの本社に出向くこととなりました。当時は東京タワーの近くにあるイトーヨーカ堂の汚いビルに入っておりました。
世間話をしていますと担当者はセブンイレブンには自衛隊退職者が非常に多いという話になりました。私も海上自衛隊の出身であることを伝えますと何か親しみを持ったのか社長である栗田氏が在社しているので挨拶をしていってほしい旨伝えられたのです。

担当者の説明から栗田社長はイトーヨーカ堂の鈴木敏文氏に呼ばれてきたこと。彼は陸上自衛官で陸将であったことなどの前知識を得て面談をさせてもらいました。
この面談の中で栗田氏は航空自衛官の幹部クラスを多く採用していること、その多くをヘッドハンティングで集めたこと。現場のリサーチには陸上自衛隊の連隊長経験者を定年後雇用し使っていることを説明してくれました。
その後、コンビニエンスストアの未来と、セブンイレブンのコンセプトを静かにそして熱意一杯に話してくれたのです。