おはようございます。太田雄一です。第255回・再始動編48「工事管理システムの完成」

再始動編48「工事管理システムの完成」

全ての作業は人力を中心にし、その中にコンピューターシステムを組み込問題点最適な方法を見出していきました。この煩雑な作業を遂行していくために女性のオペレーターの人たちは毎日毎日夜遅くまで働いてくれました。終電車で帰ることなど普通だったのです。

そのため、彼女らの勤務体制を見直し人を増やし3直制とし、土日も祝日もない体制を作り上げました。そうして、ノウハウを積み上げ、スタートして半年後にやっとオリジナルソフトの開発に取り組める事となったのです。

それから半年後、新しい工事管理自動化装置の運用がスタートすることとなりました。全部で約1000万円かかりましたが全自動型の工事管理システムの力は絶大であり、いくら工事数が増えても問題なくスムーズに運用出来るようになっていったのです。

全自動型の工事管理システムの力は絶大

それから私たちは営業にハッパをかけ、どんどん工事の受注を増やしていくこととなったのです。多い時には一日に1000件の工事の管理をしなければなりません。

そして、その合間に現場のサービス店を教育しなければならなかったのです。勿論現場のサービス店の数にも限界があり早急に増やさなければならなくなっていったのです。

東京での教育だけでは足りなく、実際の現場での教育のあり方も考えました。このシステムは当時(今から30年前)世界一の運用管理システムだったと思います。

やっと私の手から離れホッとする間もなくセブンイレブンのPOS システムのメンテナンスが入ってきたのです。このメンテナンスはそれまでの私たちのやり方や性質とは異なるもので新たに1からの構築を必要としました。