おはようございます。太田雄一です。第249回・再始動編42「メンテナンスネットワークの拡大」

再始動編42「メンテナンスネットワークの拡大」

日立東芝という大手のメーカーは全国に自前のメンテナンスを有しています。

しかし、中小のメーカーにはそれがありません。その為どんな良いものを作ったとしても全国展開ができないというジレンマを持っていました。

当時、全国にメンテナンスネットワークを持っていて中小メーカーの製品を取り付けていた会社は2〜3社ありました。

しかし、現場の作業員の質が悪く技術を含む様ざまな問題を抱えていたのでした。そんなマーケットに殴りこもうと考えたのです。

問題があるメンテナンスネットワークが多かった

電気温水器の仕事だけであれば新宿の70㎡程度の事務所でも広いくらいでした。新たな仕事をするとなるとこの数倍必要であること、人も2倍程度に増やさなければならなかったこと。

工事管理のコンピューターシステムが不可欠であることなどから簡単に試算してみますと当面7000万ほどのお金を準備する必要があることがわかりました。何をするにもお金がかかります。

その為に1年かけこの7000万円を捻出する予定を立てることとなりました。