おはようございます。太田雄一です。第248回・再始動編41「メンテナンスネットワークの構築」
再始動編41「メンテナンスネットワークの構築」
塩野義製薬の取り付け工事が一段落したころ、私たちは北海道、青森、秋田、山形、大阪を除く各県に最低1店舗ほどのメンテナンス拠点を構えるようになっていました。
私たちはこの「電気屋さん」に電気温水器の取り換えノウハウを教え、かつ、シオノギの装置の保守管理を行なってもらうこととなりました。
大手建設会社の単なる下請けではない自立する「町の電気屋さん」グループを作りだしたのです。塩野義製薬の仕事を行うことによって私たちは大きく変貌することとなりました。

関東に7〜8件しかなかったメンテナンス店が半年後には50店ほどに膨れ上がっていたのです。こうしたお店から毎月電気温水器の注文が入ってきます。何もしないでも月に最低200万円ほどの粗利益が入ってきます。(1台3万円以上の利益があります。)
関東周辺では自分たちでポスティングをして月に30件以上の電気温水器の交換ビジネスを安定しておこなっていました。こうした安定した土台の上に私たちはこの良質なメンテナンスネットワークを商品とすることを考え付きました。
何度も言いますがいわゆる「町の電気屋さん」は電気工事の資格を持ち、様々な仕事をこなせるだけの技量を有しています。私たちは曲がりなりにも日本全土にこのネットワークを持つこととなったのです。