おはようございます。太田雄一です。第239回・再始動編32「耐え抜いた令和の亀」
第239回・再始動編32「耐え抜いた令和の亀」
令和2年(2020年)の1月にはコロナの問題が始まりました。ちょうど、私は日本でお正月を過ごし、中国の春節が終わり次第中国へ戻る予定でした。
しかし、この問題はすぐに大きくなり突然中国へ戻ることができなくなってしまいました。
先に日本から中国に戻った私の実質的な家内である代(ダイ)は故郷の武漢で半年間一歩も家から出れない状態、すなわち幽閉されたのです。
そして、それから5年が過ぎました。このコロナの5年により、それまで15年の年月をかけコツコツと整備してきた海外のマーケットは完全に崩壊してしまいました。
今、少しづつ復帰してきておりますが今度は部品の供給が十分ではなく機械が作れないという状況下にあります。踏んだり蹴ったりの7年間でした。
この5年間のうち最初は亀のように頭や手足を甲羅の中に仕舞いこみじっとしておりました。

しかし、この亀は攻撃する亀です。チャンスと見るや首と手足を出し進んでいきます。
海外で展開できない分を日本国内で展開しようと考え、色々とちょっかいを出しながら前へ進んできました。
最初、社長に会った時、どうなるだろうかと思った「慧一」も立派に独り立ちしてきました。「福乃井温泉癒し水」グループも少しづつ確実に動き出しています。
結果は間もなく出るでしょう。先に述べた人財(人の財です)も育って来ています。
私達にとって「令和」という時代は総括と再スタートの7年だったと思います。
令和7年はこの5月1日からスタートとなりました。この亀の甲羅はプラスチックアーマーで出来ており、薄く軽くそして強く出来上がっています。

頭脳の一部にはすでにAIが組み込まれています。極めて危険で好戦的な「令和の亀」の登場です。