おはようございます。太田雄一です。第226回・再始動編19「中国の内側」
中国にいると中国について様々な事がわかってきます。台湾が独立すると言わない限り、中国は台湾と戦争をしない。
それほど中国人民解放軍は強い軍隊ではないと言うことです。昔、中国軍は逃げ足だけが早くそれを追いかけたため日本軍は中国の奥地まで入り込んだというような歴史があります。
その弱い軍隊の特性を人民解放軍は今でも持っています。(要するに張り子の虎であるのです。)

技術的にも車のエンジンはもちろん船や飛行機のエンジンもまともに作れない国、それが中国なのだということを知らなくてはなりません。
そうしないと大きな勘違いをします。一昔前、日本企業を中国に誘致し、技術を獲得(盗み取る)すると見るや難癖をつけ日本企業を追い出すと言うことがはやったことがあります。
そうした日本人技術者のいない工場は2年以内に80%が消えてしまったという統計があります。中国の国民は日本人のように働きません。

義務とか責任の前に金や地位や名誉が大事にされる国です。
彼らにとってみれば、汚れた作業服を着てもくもくと機械に向かうことなどさげすむ行為そのものなのです。