おはようございます。太田雄一です。第221回・再始動編14「中国での疑問」

再始動編14「中国での疑問」

私は中国語はほとんど話せません。しかし一人でほとんどのところへは行けます。電車やバスを乗り継いでです。勿論、新幹線も一人で乗ることができます。

仕事がら上海虹橋駅北京南駅の間は20回以上往復しています。中国の新幹線は日本のはやてカナダのボンバルデアドイツのジーメンスのパクリです。

上海虹橋駅の駅構内
北京南駅の駅外観

公式発表では時速300キロメートル以上のスピードとなっていますが乗った感じは日本の新幹線の方がずっと早く感じます。それと座席が狭く窮屈で、車内がトイレ臭であふれ、汚くうるさいというのがもう一つの特徴であると思います。

私はそんなことなのでほとんど一等車両(日本のグリーン車)を使うのですが、それでも臭い、うるさいという問題からは逃れることができません。

北京南駅のプラットフォーム

初めて中国の新幹線を遠くから見た時、車体の色は白と赤だと思ったことを思い出しました。上半分は白色、下半分は赤色だったのです。かっこいいなと思いました。

まだ創業して時間がたっていなかったのですが凄く日の丸の色のようで格好良かったのです。

しかし、近づいて行きますと下半分の赤色はレールから拾った赤さびであることに気が付きました。ビックリしました。

そのほか駅がやたらと大きくサビついているのです。まだ開業して数年しか経っていないのにです。上海と北京の間に止まる駅は5~6駅ですが、そのすべてが皆大きいのです。

さぞかし大勢の人が乗り降りするだろうと思いきや、ほとんど乗り降りする人がいないのです。私は日本でも移動に飛行機はほとんど使うことがありません。

新幹線をよく使うのですが上海虹橋駅北京南駅より福岡博多駅東京駅の方が人がはるかに多いことに気づきます。

駅が大きいので少なく見えるのだろうと思っていましたが、実際に人の数を数えてみたのです。そうすると博多や東京の方が2倍近く多いのです。

疑問を検証してみると見えて来るものがある

地方へ行くとほとんど人に会うことがありません。閑散としているのです。そうしてみると中国人14億人説はどこから来たのかが不思議です。