おはようございます。太田雄一です。第218回・再始動編11「中国人が命を賭けるもの②」
再始動編11「中国人が命を賭けるもの②」
中国人が大切にするものは「家族」と「見栄(みえ)」です。見栄を張ります。
嘘つきという人もいますが嘘とはその広がりも深みも違います。要するに見栄なのです。(わかったようで何かわからない説明で申し訳ありませんが。)

先ほど言ったようにそうした傾向は男性に多く、女性はさほどでもありません。男性の話を20%程度に捉えているとほとんど被害はありません。それは相手が政府でも同じです。
そう考えないとやられるのです。日本の企業はよくそこを見間違えます。政府のお偉いさんが言ったことだから大丈夫だとか、長年付き合っている仲間が言ってる事だから大丈夫だとか勝手に日本人は性善説の中で勝手に良い方に考えていきます。
そうすると100%騙されることとなります。中国とはそんな国なんです。契約書などなんの力もありません。だからこそ中国で商売をするとなると本当の味方がいるのです。
その本当の味方は「家族」以外ありえません。中国で商売をするとなると一家族全部面倒見る気持ちが必要となります。

そこまで覚悟を決めないと中国で商売をしてはなりません。私はそう思います。
私の場合は日本で仕事を継続できないという条件が先にありました。失敗して帰るところが最初からなかったのです。
だからしっかりと中国人を見てやろうという気持ちで彼ら彼女らに接していったのです。