おはようございます。太田雄一です。第215回・再始動編08「中国・歴史の違和感」
再始動編08「中国・歴史の違和感」
四川省の江油市を訪れた時、1300年前に「李白」が住み、漢詩を作っていたという家を訪れた事があります。

そこで私は、2008年の四川地震で古い建物がすべて壊れ全て作り変えたと言われました。疑えばきりがありません。
このように古い建物に出会うことが少なく、新しい中国ばかり印象に残る15年だったのです。地方へ行けばまだまだ色々なものがあるのでしょうが、私には縁があまりないようです。
歴史を見ますと中国には多くの王朝が立った事になり、戦乱に明け暮れたようになっています。
その王朝が倒れるとその時代の文化遺産が新しい政権によって全て壊される。だから今古い建築物が残っていないのだと言われます。
しかし、本当にそうなのでしょうか。私は何かが違うように思いました。中国全域を見たわけでも無い、歴史家でもないお前がえらそうなことを言うなと言われれば私は口を噤むしかありません。しかし何かが違うのです。