おはようございます。太田雄一です。第212回・再始動編05「上海での一瞬の変化」
再始動編05「上海での一瞬の変化」
犬の糞の都「上海」の未来はどうなるのかと心配していますと、その様な心配は無意味であることがだんだんわかってきます。

ある日突然町から犬の糞が消えたのです。
犬に街中で糞をさせ、その糞を放置することが犯罪となり、捕まると500元(今のレートで約20,000円)の罰金が課せられることとなりました。
そうして、地域の警察である城官が街中にあふれ出します。城官という警察官が街中の道を朝から朝までぐるぐると回り始めると、街中からすっかり犬の糞が消えたのです。
その変わりようは本当に見事です。中国人はお金が絡むと人が変わります。罰金が発生するとこのように一気に全てが変わっていくのです。