おはようございます。太田雄一です。第133回

営業編2「京王デパートでの出会い」

突然会社をクビになり毎日ブラブラしていたところ西ドイツの錫（スズ）のメーカー「ルーダース」から京王デパートの催事に出すので手伝ってくれとの依頼が妻にありました。

無職の私はその催事を手伝うこととなったのです。私は商品の出し入れとその商品を展示するための要員です。

しかし、妻のセールス能力は極めて高く100近くある出展社の中でもダントツの販売量を示しました。スズ製品など日本では必需品ではありません。そんな中でのダントツの実績です。

すぐに用意していた在庫が切れ、催事期間の2週間のうち2回「ルーダース」の社員が飛行機で商品を持ってくる事となりました。そんな中、運命の出会いがそこにあったのです。

そこで一人のお客として訪れた「高橋大朗君」と出会ったのです。彼も故郷熊本から東京に出てきたばかりで東京で新たに会社を起そうとしていたところでした。

彼もパートナーを探しておりましたので、私たちは数回会うことによりすぐに意気投合することとなりました。

その後の事は既にこの「おはようございます。」の中で書いておりますので詳しくは割愛させていただきますが、それから彼が亡くなるまで7年間家族付き合いをさせてもらいました。