おはようございます。太田雄一です。第306回・21年前の原稿03「ミネラルについて」

21年前の原稿03「ミネラルについて」

ミネラルとはそれでは何かという事になってくると思います。

ミネラルの一般的なものは、カルシウム、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、イオウ、リン、塩素という事が出来ます。私たちの体は生元素、炭素、水素、酸素、窒素により構成されており、上記元素と合わせますと私たちの体重の99.96%を占めています。残りの0.04%が微量元素及び極微量元素であり、43種類の元素が現在認められています。(ミネラルを英語辞典でみますと鉱物、無機物となります。)

その中には鉄、マンガン、銅、亜鉛、ヨウ素、ケイ素、コバルト、モリブデン、セレン、ニッケル、チタン、アルミニウム、クローム、ヒ素、フッ素、ルビジウム、硼素、ガリウム、鉛、カドニウム、ヴァナジウム、金、銀、リチウム、ストロンチウム、イットリウム、等々があります。

こうした原子(金属)又は原子団を私たちはミネラルという言葉で表わしています。それぞれのミネラルの働きは別表の通りですが、具体的にはミネラルどうし、拮抗し、協力し、共生しながら多くの仕事をしています。量は少ないけれど、私たちの生活を例にとると、家を建てる時のくぎやちょうつがいのような役目、道路上の交通信号のような役目をしています。

くぎを打つことなく建てられた一般住宅がどうかという事を頭に描いていただければ良くわかるかと思います。

(1)体内に2700~4000種あると言われる酵素、ビタミン、ホルモンの製造と運動

(2)体内免疫の維持

(3)細胞の洗浄

(4)血液、体液のpH調整

(5)細胞浸透圧の調整

(6)神経刺激信号の伝達

(7)化学物質の排泄(農薬等)

(8)ATPの生産

(9)エネルギーの発生と貯蔵、転換

(10)体の構造材料

(11)体内65%以上を占める水(体液・血液)の運動活性化

ごく大ざっぱにまとめると(1)~(11)の仕事をミネラルイオンが行っているのだと言えると思います。

しかし、亜鉛というミネラルが免疫系のエースだといっても亜鉛の周りをかじれば良いというものではありません。

子宮の外へ初めて出てきた赤ちゃんは、子宮の内で大切に守られ、育てられてきた生命。外へ出てくることによって多くの微生物の歓迎を受けます。こうした微生物に対抗できるようにとお母さんの母乳の中には大量の亜鉛イオンが含まれ、それをとり入れることによって赤ちゃんは体内免疫を強めていきます。

全てがイオン化していることが条件となるのです。イオン化とは日本語で書きますと電離です。

金属原子、又は原子団を水に溶解させ電離させる方法は大きく分けて三つになると思います。

  1. 薬石塊に直接水流を衝突させるか?
  2. 滑り逢うように流すか?
  3. α線(ヘリウム原子核)によって行うか?です。

そもそもイオン化とは何でしょうか。私たちが良く知っている水分子は極性を持っています。酸素側(-)水素側(+)なのです。通常、ミネラルを含む全ての元素は陽子、中性子と電子の数がつり合い電荷を持っていません。(+)でも(-)でもない中性なのです。

(H2Oのイメージ図)。