おはようございます。太田雄一です。第333回・農業自衛隊02「自衛官の能力と特殊性」

農業自衛隊02「自衛官の能力と特殊性」

自衛官年間8000人定年対象者のために仕事を見つけてあげること、そして、第2の人生を謳歌させようという試みは本当に難しいプロジェクトだと思います。

私にはこうしたプロジェクトを推進していくことは年齢的にも 今私たちが置かれている立場を考えると無理であるとの結論を出してしまった方が早いでしょう。

ただし、外部から見ていた方が冷静に評価出来るのではないかとも思いますので私の考えを述べてみたいと思います。

ほとんどの日本人は国防とは全くかけ離れた所に住んでいるので安全はタダだと思っている。

そのため、自衛隊の活動やその能力等には全く興味がない。

自衛隊側も全く政治や経済を行っている一般の人達にわかってもらおうとか、理解させようとか言う気持ちもない。

だから定年退職の自衛官がどれだけの能力を持っているのか等は、一般人は知る由もない。

定年退職の自衛官がどれだけの能力を持っているのか等は、一般人は知る由もない

まして知ろうともしていない。そんな状況の中で突如、民間という大海の中に放り出されることとなるのです

全く違う世界にいたもの同士が一緒に経済活動をするわけなので上手くいく訳がないというのが結末となるわけです。

民間という大海の中に放り出されることとなるのです

うちにいた一等海佐はその典型のような人で、川崎重工天下り先が決まっており、検査という名目で川重の新しいメンバーとの顔合わせに出向いた先で本格的な検査を行い、0.2mm直径で短いという理由で潜水艦の潜望鏡を作り直させるという行動をとったのです。

その結果川崎重工は納期が遅れ多額の賠償金を払うとともに潜望鏡を作り替えなければなりませんでした。

自衛隊にこんなに近い企業でもこのようなことが起こるのです。ちなみに0.2mm短くとも性能上何も問題はなかったそうです。

一般の企業であったらどうなっていたことでしょう。

彼は川重には就職できず、私の会社で勤務をしてくれたので私たちは大いに助かりましたが、彼らの特性をしっかり理解していないと、こんなことが日常で起こりえるのです。

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