おはようございます。太田雄一です。第142回
「世界中おかしなことだらけ」
世界中おかしなことだらけです。私はこの仕事だけではなく海外に何度も行く機会がありました。そして妻の家族とも色々会って話す機会もありました。
一般的に白人といわれる人たちとは2〜3百人以上会っていると思います。その人たちに共通するのは物事をトータルでとらえることが極めて不得意な人たちであると言うことでした。
要するに問題の根源をとらえる事ができないということなのです。
その為に物事を細かく分解して理解しようと考えるのです。昔アメリカ人と交渉しているとき将来起こりえる問題点を列挙したら、彼らはそうなったらそうなってから考えようといわれました。
私は何か合理的でかっこいいなと思ったことがあります。しかし、いろいろ付き合っているうちに彼らは先のことを想像する能力に欠けているということに気が付いたのです。驚くべきことです。
その根底には一神教という宗教の存在があると思います。
私たち人間は自然の一部であるという考え方と、自然は神が人間にくれた贈り物であり、人間は自由に自然を使ってよいという考え方では相いれない部分が大きいと思います。
ましてや、白人はどの生物より他の人種より優越であるという観念が入るとそれはますます手が付けられなくなります。