おはようございます。太田雄一です。第141回
「歴史を見直す時期が来た」
その衝撃の写真は1850年ごろの函館市の写真です。十字街方面から末広町方面を見た写真でした。初めて見た時アメリカの町かなと思ったほどです。
ビルが立ち並んでおり白人がいるのです。1850年というのは徳川時代で皆チョンマゲで武士は帯刀して歩いているはずが、そんな人は一人も写っていないのです。
電車も普通に走っていました。時代劇で見ている姿はどこにも映っていないのです。何だこりゃと思うのは私だけではないように思うのです。こうした街並みを残さないために明治と大正の20回以上の大火があったのかとも思いました。
今考えると太田家の屋敷と蔵はそのとばっちりを受け焼かれてしまったのだろうと思います、父は一言「今の常識は大分曲がってるからなと。」と言った事が極めて印象的でした。
私が人と違って批判的な精神が身についているのは子供のころ、こうした事実を示されたことが大きく原因しているのではないかと思いました。こうした事のように歴史がおかしいということは色々なところに見られます。
日本だけではありません。特に歴史のないアメリカに於いてもあんな立派な国会議事堂やリンカーン記念館、ワシントン記念塔をノミとカナヅチ、そして馬と荷馬車しかない中でどうして作れたのか常識的に考えてもおかしいと思わざるを得ません。
何かが隠されているのではないかと考えるのは決しておかしなことではないと思います。
今、もう一度歴史そのものを見直す時期にあるのではないかと思います。