おはようございます。太田雄一です。第78回

「平井孝志博士と背戸川浄化」

平井孝志先生のカバン持ちも2年がたち、やっと彼の考え方、理論がわかるようになりました。彼は日本では然程ではありませんが、世界的に有名な環境学者です。

平井孝志博士

1992年のリオ地球サミット基調演説をするほどですから世界的学者だと言えます。本を読んでも凄いし、なんで日本でこんな待遇に甘んじているのか最初はわかりませんでした。

1959年彼はアメリカのスタンフォード大学博士課程を卒業しており勿論英語はペラペラです。彼はスタンフォード大学の先生から9種類の微生物を与り日本の為に尽くすという約束のもと日本に帰ってきたそうで、この技術を日本で広めるのは彼の使命であるということを話されておりました。

彼の理論は直接ではないが「電解電子水」の開発にも生かされております。平井博士は1931年の生まれですから御年93歳になります。日本は難しい国です。新しい技術にとっては決しておおらかな国ではありません。

私も15年海外で仕事をしてきた経験からもそうしたことは言えると思います。そんな中1992年の和歌山県田辺市の背戸川浄化で用いた「多元素共存特殊鉱石」の存在を知り、いろいろ研究をしました。

1992年の背戸川浄化の記事(朝日新聞1992年5月31日)