おはようございます。太田雄一です。第69回

「日本での市場展開の流れ」

現在まで海外を中心に私たちは電解電子機能水生成装置630台ほど販売してきました。その中でも多いのは中国、次いでヨーロッパです。面白いヨーロッパのエピソードやメキシコのエピソード等数限りなくありますが、その紹介は後日とし、日本の市場展開の流れについて少し時間を割いてみたいと思います。

電解電子機能水生成装置(UH-1型)

先に述べた通り色々邪魔が入り日本での市場展開を諦め海外での展開に完全に的を絞っておりました。日本に帰るとホテル住まい、私の定位置は上海、そんな生活を約15年送ってきました。売上も90%以上が海外、日本国内は装置を作り海外へ輸出するだけの機能しか持たせませんでした。

ところが、2020年のお正月を日本で過ごし中国の春節明けに上海へ帰ろうとしていたところ、突然コロナの問題が世界的に発生しました。私の彼女は日本でお正月を一緒に過ごし2020年の1月13日に上海へ帰り、その後春節を過ごすため1月23日に彼女の故郷の武漢へ帰りました。そこで武漢ウイルスがスタートし約半年は両親の家から一歩も出れない状況となりました。

コロナ問題が世界的に発生(2020年)

全てが配給で腐った「イモ」や「肉」、「魚」を食べていたそうです。やっとその年の11月後半に上海へ帰ることを許されましたが、今度は上海で隔離され自分の住む居住区からは一歩もでれない状況となりました。

中国ではコロナワクチンが義務で2回打たないと何も出来ません。銀行にも、スーパーにもいけません。しかし、中国のワクチンは「シノバック」と言い、日本のワクチンのように強烈ではありません。それはよいのですが国民全てが隔離され仕事に行けないということは全くビジネスができないということであり、そのため全ての作業を止めなければならなくなってしまいました。

こんな状況は今は緩和され、ワクチンを2回打っていると、色々な所へ自由に動けることができるのですが実際には日本への来日には今年の6月までビザが下りなかったのです。彼女はこの6月に日本へ来ましたが4年半私達は会うことも送金もできない状況だったのです。

私はこのコロナ騒ぎはアメリカ人のインチキの匂いを強く感じたためワクチンなるものを一度も打ちませんでした。私の子供たちも半分は白人の為かどうかはわかりませんが、この問題には最初からうさん臭さを感じワクチンを打ってません。

それどころか長女はワクチンが出た次の日に、彼女が住む町田市に主婦70名を集め「ワクチン反対キャンペーン」を開催したほどでした。そんな状況でしたので私は海外に出ることも中国に入国することもできなくなってしまいました。
その為、この日本で商売をしなくてはならなくなったのです。しかし、先程言った通り私達は日本では一切の営業活動を行ってはいませんでしたのでなんの手立てもありません。

どうしたものかと考えていたところ、細々と広島でこの「電解電子機能水」を販売している人がいたのです。月に100リットルほどしか販売していなかったのですが、それでも私たちにとっては救いの神だったのです。