おはようございます。太田雄一です。第68回
「ベトナム市場の再稼働2024」
現在ベトナムでは工場及び事務所を中心にホーチミン市、ハノイ市等へ電解電子機能水の技術の拡散を行っております。しかし、この4年間せっかく築いてきたベトナムのマーケットがコロナ騒ぎで動かなくなり完全に止まってしまいました。残念なことです。
2024年7月後半ベトナムから2名の基幹要員が日本にやってきました。約5年半ぶりの来日です。約1週間彼らは真剣にこの技術を勉強し再認識して帰りました。そして、今後のベトナムビジネスをより確固とするため1名のベトナム人女性を日越間をつなぐ要員、技術者として一人前に養成してほしいと要望されました。
その要望に対処するため、この8月5日から彼女の研修に入りました。彼女は日本で生活をし、日本語もうまく話せます。ゴックさんと言います。彼女に対しては8月5日以降今まで10日間研修を行い、電源装置3台と電解槽1台の組み立て、そして「酸性、アルカリ性の電解電子機能水の生成」などの教育を行いました。まだまだ教育は続きます。
今後実際の農業にも従事してもらうなど全て現場教育となります。その中で気が付いたことがあります。ベトナム人は男性だけではなく女性も優秀なのです。回路図を渡し大した説明もしないのに難しい電源装置を誰にも一度も質問せずに完全に組み立ててしまうのですから驚きました。電解槽もしかりです。前にこのような仕事をしていたのかと聞きますと初めてですとの事。
ベトナム戦争でアメリカに、中越戦争で中国に勝ったのは当然のような気がしました。何台か自分で機械をくみ立てた後、それを使い「電解電子機能水」を作るのですから、色々なトラブルにも対応できるのは当然であると思います。すごいですよ能力の高さは。
ベトナムには私たちは約10年の基礎があります。そのうちの約5年はコロナ騒ぎで停滞しましたがこれからの発展が極めて楽しみでもあります。過ぎ去った過去を見ても何も始まりませんから前をしっかり見て歩き続ける事が大事ではないかと思います。
先に紹介させていただいたベトナムのビン市の副書記は今ではネアン省の副書記との事であり、仕事はよりやりやすくなってるのではないかと思います。