おはようございます。太田雄一です。第70回

「広島事務所オープン2020」

私は広島「電解電子機能水」の販売をしているOさんに会いに、すぐに広島に飛びましたが、マスクを忘れてきたと言いアイマスクをマスク代わりに利用しているような人で本当に大丈夫かという第一印象でした。しかし、私たちには他の選択肢がないのです。

広島で「電解電子機能水」を販売しているOさん

数回ホテルで打ち合わせを行った後、広島に事務所を設けることとしました。広島で岸田首相後援会長を長くやっていた人の紹介で岸田首相後援会事務所に挨拶に行った際、事務局長から隣の部屋が空いてるよと言われました。一度部屋を見せてもらい気に入ったためすぐにそこに事務所を置くことを決めました。

100㎡程の部屋で平和通りに面している日当たりのよい部屋です。そこに事務所を構え営業を開始しました。Oさんは体調を壊すまでの約2年間(今は元気に働いてくれています。)ご自分でも1台購入してくれ、生成装置を13台売ってくれました。まさか縁もゆかりもないところで仕事をするとは考えておりませんでしたが幸先の良いスタートは切れたと思います。

広島事務所の営業開始(2020年7月)

しかし、問題はこれからだったのです。広島という地域は商売をする上でものすごく難しい地域であるということを前から聞いておりました。かのユニクロも広島でテストマーケティングを行い、そこでの成功を足掛かりに日本全土の展開に向かったとも言われております。広島で成功すれば日本で成功するとのジンクスがあったようです。

会う人会う人が皆ボスで人の傘下に入ることがありません。一人一人が一国一城の主です。そこでは中国やその他の国のように組織、システムを組むということができません。一人一人を管理していくしか方法がないのです。ですからいつも喧嘩が始まります。それも普通の喧嘩ではありません。大げんかです。

Oさんもその仲裁の為に疲れて体調を崩したのでしょう。私たちもその仲裁の為に月に2~3回東京、広島間を往復しなければならなくなってしまいました。ちゃぶ台を何度もひっくり返されました。そんな中では市場を安定的に大きくすることはできませんでした。

広島事務所オープン記念イベント「甦れ、大地の力!」