おはようございます。太田雄一です。第66回
「ベトナム・ダナンでの消臭実験」
私たちは日本で15年で7回の裁判を受けました。ほとんど営業活動をしていない中でです。
海外ではあれだけ活動しているのに1度も裁判を受けたことがありません。おかしな話です。これらの裁判は正常なものではなく裁判という形を取った嫌がらせと考えれば納得がいきます。
現に裁判所もはっきり「訴権の乱用」と判決を下したことからも分かると思います。最後の裁判から1年4ヶ月がたちます。今のところ平穏です。裁判と言っても訴えるとお金がかかりますからね。このまま推移してくれることを祈っております。
さて話をベトナムに戻しましょう。2回目のベトナム訪問からあっという間に半年が過ぎてしまいました。
この間私は主に中国にいて中国マーケットの構築を急いでおりました。大体のめどがついたので再度今度は生成装置を持参してベトナム訪問をしました。
ベトナムにつきますと省の長(日本では県知事)、市長、省と市の共産党書記が総出で迎えてくれました。これにはいささか驚かされました。前回の消臭パフォーマンスがかなり強いインパクトだったのだろうと思いました。
今回は前回より規模の大きな勉強会、機械の設置と市民病院の見学、農業試験場との打ち合わせ、ダナンでの消臭装置の見学、新会社の設立打ち合わせなどの行事が休みなく続きます。あっという間の1週間でした。今回生成装置は1台を分解して持っていき仮設置をし、そこで早速「電解電子機能水」を作り出し、ダナンでの消臭及びビン市の養豚場の消臭に用いました。
ダナンの消臭場は日本のJICAの援助により建てられたもので微生物による消臭を行なっておりました。私たちが現場につくとやはりすごい臭いがします。その臭いを取るということで腐臭と悪臭が漂う水がビン市と同じように持ち込まれてきました。
今回は経験もありますし事前に「電解電子機能水」をビン市で作ってきましたので全てに余裕がありました。やはりバケツ一杯の汚水の臭いが瞬間的に消えます。また、みんなビックリです。そして施設全体に10倍程度に薄めて使いますと臭いだけではなく排水溝もピカピカになります。
数億円かけて作った設備より原価数十円の水の方がよく効くのです。今までは消臭するまで2週間かかっていたものが数秒で効いてくるのですから今まで何をやっていたのだろうかという疑問を持つのも当然だったと思います。
そんなこんなでダナンでの作業も終わりビンでの消臭作業に本格的にかかることにしました。資本金1000万円の会社も順調に出来上がり、この会社にはビンの共産党副書記の奥さんも株主に入ることとなりました。
次にベトナムに来るまでにはこの資本金で工場事務所を建てるということになりました。日本国内と違って無駄な邪魔も入りません。
ベトナムでの活動の詳細→ベトナムにおけるECOMIZERⓇ(pH13.0)による屠畜排水の消臭化プロセスについて