おはようございます。太田雄一です。第36回

「モンゴルの成果を持って中国へ」

モンゴルでは農業のほか医療、食品、羊の屠畜場消臭及び衛生管理、消毒等に用いられ最終的にはモンゴル科学技術大学の名義で17台、モンゴル政府として5台、この機械装置を購入してもらいました。

電解電子機能水生成装置「UH-1」モンゴルに計22台納品

コロナの問題等があり、この数年消耗品の供給もできませんでした。やっと、少しずつ正常化に動いているところです。

農業分野においては、モンゴルでの成果を持って再び中国へ戻ったのですが、今度は中国にはこの農業を指導管理する人がいません。中国における「電解電子機能水」一般家庭用の農薬除去水、工業洗浄に限定しており、主に上海地区での運用を行っておりました。

そこでやはり日本の大学を卒業した農業の専門家を探すべく、中国農業科学院へ行き何人かの農学博士を紹介してもらいました。

その中の李博士に白羽の矢が立って説得に入りました。李博士は広島大学卒業の農学博士で、奥さんの曹さんはやはり広島大学卒で中国科学院の幹部でもあります。色々説明をしたのですが中々理解してくれず、口頭では無理だと判断しモンゴルでの2年間の成果を示させてもらいました。その結果やっと理解してもらい、直ちにテストに入ることとなりました。

太田雄一(左)李文秀農学博士(右)