おはようございます。太田雄一です。第148回
「常識の壁を子供のような目で見る」
先に述べた通りこの世界の常識は何かの壁に妨げられているように見えます。
あの美しいベルサイユ宮殿に住んでいた人たちが糞尿を垂れ流しそれを窓から投げ捨てるなど、どんな神経であれば可能なのでしょうか。
ベルサイユ宮殿にはトイレがありません。あったとしてもあの大きな宮殿に数個です。その中に3000名の人たちが住み着いていたと言います。
当時の人間が全く排泄しないのであればトイレなどは必要がありません。そんなわけはないと私は思います。そうでなければ作られた目的が違うのではないかと私は思うのです。
ヨーロッパに数多く建てられている中世のお城と言われているものにもトイレがありません。先入観や一つの価値判断を外し子供のような目で歴史を見るのも大切なことだと思います。
私たちの日本でも不思議なことがいくつもあります。現在も約1万6千年前の縄文時代の様々な土器が土の表面から30〜40センチ下から出てくるそうですが本当にそうなんでしょうか。
1万6千年前というと長大な時間です。もし仮に埃でも土でも毎年0.1ミリ堆積していったた時、1万6千年でどのくらい堆積するか計算しますと、単純計算で1.6メートルになります。1.6メートル下から出てくるのならわかるのですが40センチほど下では辻褄が合いません。
時間がそれほど経っていないか、もしくは堆積量が年間0.02ミリ程度ならば計算が合うと思います。