おはようございます。太田雄一です。第83回
「電解電子機能水の特徴」
硫酸や硝酸、塩酸は非常に不安定な化合物です。そのため彼らは常に安定しよう安定しようと考えています。具体的にはどういうことかというと、硝酸イオン(NO3-)の原子量は1モルあたり62gです、それに対して水素(H)は1gしかありません。これでは釣り合いが取れないのです。
便宜上+と―が繋がってはいるものの極めて不釣り合いです。それに対しカリウムは39gです。水素に比べるとはるかに釣り合いが取れています。
「電解電子機能水」はこうしたカリウムイオン(K+)を原液で2300ppm持っているのです。2300ppmとは1リッターあたり2300mg入っているという意味です。
危険な硝酸や硫酸、塩酸はこうした原理で直ちに(あっという間に)中和します。更にカリウムはカリウムイオン(K+)として存在しています。ですから即効性があるのです。これが「電解電子機能水」の大きな機能です。
その他はカリウムイオン(K+)の対イオンである水酸化物イオン(OH-)があります。これはアンモニウムの分解に、また農薬の分解に用いられます。
電気分解で水から大量の電子と水素イオンを作り長時間保存する技術を開発し、所有しています。植物が葉緑体を用いて光合成で作る電子や水素イオンと同じものを電気分解技術を用いて造り、かつ長時間保存する技術を完成させたのです。
植物たちにとってはボーナスをもらったようなものでありがたいと思います。それと表面張力がほぼ0dyneということも極めてありがたい特徴となります。どこにでも短時間で入り込める高い浸透力を有しているということです。これが「電解電子機能水」の特徴となります。