1.農業についての考察

 日本の農業をなんとかしないといけないと思います。既に中国に大きな差を開けられています。
昨日午前中に中国の代理店が来ました。電子機能水を正しく用いると生産量がアップすることや農薬が大幅にいらなくなったこと。化学肥料の使用量が減ったこと。美味しい栄養価の高い農産物ができることなどは既に常識になっています。今、中国で話題になっているのは、貧しい農民がどう豊かになっていったかということですと言っておりました。

世界の農業は異常ですが、日本の農業も結構ひどいと思います。

(1)日本における理想の野菜とは? 生産量の60%が外食産業なので次の条件が農家に出されています。
①味の無いこと、②ごみになる部分少ないこと、③安価であること、④季節変 動が少ないこと、⑤形、大きさ、重量が均一なこと。

(2)この条件を満たすための方策とは?
①F1(First Firial Generation)種+化学肥料の多用+農薬の多用+施設農業が必要になっています。F1種の特性としては、一代限りのヘテロシス効果により(1)重量、大きさ、形が均一になります。
②30%以上生産期間が短縮されます。
③種採取時間の節約(収穫後すぐ播種可能)
このような効果により、現在日本の野菜の90%はF1種が使われています。 F1の原理は雄性不稔の原理です。生まれながらに雄蕊を持たない劣性遺伝種が基本になります。要するにインポ、種なしの類です。 この異常種に他の雄蕊からの花粉を付け受粉させるものです。私たちはこんなものを食べさせられているのです。

(3)電子機能水について。
①農薬の無害化。 当社の技術者である竹之内博士の論文にもあるように、50倍に希釈したECOMIZERは農薬DDVPを1時間で0にします。 この実験データーの確証のため、中国では福建茶、リンゴを用いて、日本ではリンゴを用いて残留農薬を確認しました。 全て複数回確認をしています。結果は実験通り0でした。

②化学肥料(硫酸)の無害化 H2SO4(硫酸)をK2SO4(硫酸カリウム)とし安定・固定します。土壌pH計で確認できますし、土壌が健全化しているかどうかは作土層でも確認できます。

③K+(カリウムイオン)によってNO3-(硝酸イオン)の異常な吸収を防ぎます。植物は元々土壌内に窒素(N)がないことを知っているので、第一優先順位で窒素を吸い上げます。過度な窒素の吸収は消化不良をおこし、葉や実や茎の中で硝酸塩(HNO3)を作ります。 虫や多くの菌はこれにひきつけられるのです。また、硝酸塩はニトロソアミンに変化し私たちの細胞を癌化させる危険なものです。 普通の量を吸収させるためのK+(カリウムイオン)です。化学肥料のカリウム(K+)は不要です。

④土壌の岩盤化は硫酸の中和のために用いる消石灰、石灰によるものです。(Ca(OH)2やCaO2)この成分はセメントの材料です。使用しなければ岩盤化を防ぎ十分な作土層を確保できます。

⑤電子機能水に固定させている電子と水素イオン(水素化物イオンとして)は、植物が太陽エネルギーを用いて作る(光合成)電子や水素イオンに加味され、よりエネルギッシュにすべての生体運動を加速させます。植物を介して水素イオンと電子をもらって生きている我々動物、昆虫、微生物も当然エネルギッシュになります。

⑥植物本来の防衛機能の強化微生物との連携により地中からミネラルイオンを多量に吸収します。これらによって、細胞はより強固になります。植物細胞は我々動物細胞の3~5倍あります。また、我々にはない細胞壁をもっています。そして、内部に液胞を持ち、内部を水でいっぱいにしています。要するに重くてかたくて大きな細胞で鳥や虫にたべられないようにしています。 また、集団防御をエチレンガスを出して行います。エチレンガスを作るためには土壌の中のミネラルが絶対大切です。

⑦電子機能水は葉や実、幹の上に不導体被膜を作ります。これによってカビ菌や虫との直接接触を防ぎます。

(4)メカニズム ECOMIZERとは、
①土壌内の硫酸帯の除去、
②農薬帯の除去、これにより微生物・小生物が戻ってきます。 後は彼らの力を最大限引き出す支援を行います。植物に代わって水素イオンや電子の供給などです。
③正常な生育条件の整備、
④岩盤帯の除去支援(微生物支援)、
⑤植物生育支援などです。
要するに壊された自然環境を元に戻す仕事です。その支援と考えてください。

グラム陽性菌とグラム陰性菌のイメージ/ニュートンより

細菌は、細胞を囲む外側の構造によって、「グラム陽性菌」と「グラム陰性菌」に分かれます。グラム陽性菌は、細胞膜の外側にグラム陰性菌よりも厚いペプチドグリカンの層によって守られています。

2.水素についての考察

先に述べました水素イオンはこの電子機能水の中に豊富に入っており、電子との結合の中、水素化物イオンを構成していると考えた方が正しいのではないかとの見解を持っております。多くの人にこの見解は間違っていると指摘されていますが、私たちは正しいと考えています。中国四川でのテスト、ノルウェイでのテストはこの裏取りのテストでした。四川は1年に70日しか日が差しません、一昨年のノルウェイは毎日の夏の平均気温が15度でした。ほとんど日が差していません。この中で電子機能水を用いた作物だけが元気に大量に生産できました。私たち動物、植物、昆虫など全ての生物は電子によってできています。また、生命の基点はATPというエネルギーです。これはミトコンドリア、葉緑体で水素イオンの力を借りて作り出しています。 植物は太陽の電磁波を利用し根から吸い上げた水を電気分解することによって水素イオンと電子を作り出しています。 太陽エネルギーが無いとこの「光合成」が行われません。当然作物は育ちません。こうした中電子機能水を散布された作物は青々とそして生き生きと育ちました。先方の科学者は首をかしげておりましたが、私たちはその理由がわかっています。 また、空気や有機物との接触を断てば3年は全く変化しない事もこれを裏付けます。3年と言うのは3年間しか保存テストを行っていないからで、理論的にはもっと長く変化しないと考えて良いと思います。 私たちは高校で水を電気分解すると水素:酸素は2:1で気体発生すると習いました。 本当にそうでしょうか?結論は違います。ある特定の条件下では2:1で発生すると言い換えねばならないと思います。実際の実験結果を見るとそう言わざるを得ません。 このほか様々今迄信じてきたことが、そうでない場合が多々あるのです。我々の「科学と言う宗教」の力は所詮こんなレヴェルなのです。大自然の大きな力の前には無力ではないでしょうか? 私たち動物、魚、鳥、虫、シアノバクテリア以外の全ての微生物は植物及び植物プランクトン(海)に寄生して生きています。陸上に於いては植物が無いと皆死んでしまうのです。このことは忘れてはいけません。

3.有機農業についての考察

有機野菜の条件として(日本での基準でアメリカ、中国、EUはもっと厳しい基準です。)
(1)遺伝子組み換え技術は使用していない。
(2)化学的に合成された農薬や肥料を使用しない。
(3)農地が他から農薬が飛来しないような措置が取られている。
(4)種まき若しくは植えつける2年以上前から土壌に化学肥料や農薬を使用していないこと。
があげられます。 しかし、まだまだ有機栽培の比率は高くありません。

次の表を参考にしてください。
世界の有機農地等の比較。
(1)中国 228万ha( 0.4%)全耕地面積に対する%であり世界平均は1.2%です。
(2)アメリカ 203万ha( 0.6%)日本における有機栽培については2,3万ha 0.5%です。)
(3)スペイン 201万ha( 8.7%)日本で有機JASを取得している農地は1万ha(0.2%)です。
(4)イタリア 179万ha(14.5%)
(5)フランス 153万ha ( 5.5%)
(6)ドイツ 125万ha( 7.5%)

有機農法がうまく広がらない理由については次の原因があると考えられています。
(1)良い有機肥料が手に入らない。入ったとしても価格が高い。
(2)労力が大変である
(3)年間を通じて収量、品質の確保ができない。
(4)販売ルートがなく販売価格が低い。(採算が合わない)
(5)脱農薬に逆行する規制の緩和がされている。(2017.12)

モンサントの除草剤ラウンドアップの主原材料であるグリホサートの規制緩和量について。

トウモロコシ 1ppm が 5ppmに
小麦 5ppmが30ppmに
そば、ライムギ 0.2ppmが30ppmに

 グリホサートは2015年にアメリカで発がん物質に指定されています。
グリホサートには直接我々動物に危害を加える力は少ないのですが、他の物との化学結合により非常に怖いものに変わります。アメリカでは既にラウンドアップ裁判でモンサントはことごとく負けています。
電子機能水は電気分解法によってつくられたものですので、化学的に合成されたものです。農薬や肥料ではありませんが使用することで有機の認証がされにくくなっています。中国では「緑色野菜」と言う新しい区分が作られネットやスーパーでは緑色野菜コーナーが設けられています。電子機能水を用いて生産した野菜、果物という意味です。

 現在、世界の農産物の43%は化学肥料によりつくられています。有機に進むことも大切ですが、今、大勢を占めている化学肥料の欠点を消した自然農法(ECOMIZER農法)も一考の価値があると思います。 また、バイエルのような化学会社が言うように、雑草を除去しなければならない理由はありません。モンサントは世界中にラウンドアップをばらまき、どれだけ自然を壊してきたかを考えたとき、これは世界規模の詐欺だと思います。私たちの周りにいる鳥はスズメ、カラス、ハトぐらいです。(中国にはカラスもハトもいません)昔はもっともっと多くの種類の鳥たちがいました。どこへ行ってしまったのでしょうか。

除草剤により最も被害を受けたのは鳥と魚です。昆虫については調べられていないのでわからないだけで、多分大きな被害を受けていると思います。そして、我々に雑草と呼ばれる植物には私たちが知っている以上に大きな役目があるのです。この説明はまた後で。

4.農薬についての考察

「農薬」とは以下のように規定されています。
「農作物を害虫、雑草などの有害生物から守るために使われる薬剤」の意味で、 “農業用薬品”の簡略化されたものを言う意味だそうです。
日本には農薬取締法と言う法律が有りその中で農薬の定義が定まっています。
(1)農作物の病害虫の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤。
(2)農作物の生理機能の増進または抑制に用いる発芽抑制剤。
(3)除草剤、誘引剤、忌避剤、展着剤
の3点を農薬と定義づけています。

その農薬には 登録農薬(国の審査を受け登録したもの)
特定農薬(農林水産大臣、環境大臣の指定する登録を必要としないもの)の
2 種類があります。 登録農薬の内容は都度変化しておりますが、だいたい4300種ほどです。

また、特定農薬には次の5種類が指定されています。(重曹、食酢、ナナホシテントウムシ、寄生蜂、エチレン、次亜塩素酸水) 様々な資料を読みますと、農薬の安全性がクローズアップされていますが、本当にそうでしょうか? 私は非常に疑問を持っています。 化学農薬は虫や菌の抑制のため、1940年代にアメリカで開発されたものです。その基本ベースは人体殺傷用の毒ガス等にあります。代表的なものがDDTです。1940年から1960年代のアメリカにおける化学農薬の使用実態は「レイチェル カーソン」の「沈黙の春」に詳しく載っていますので、一度読んでみてください。 たった2~3種類の虫を排除するための目的で化学農薬を散布したことにより、対象とする虫だけでなくほとんど全ての昆虫、鳥、小生物、動物を一網打尽にしてしまいました。これにより自然環境は破壊されただけでなく、対象としていた昆虫の大発生を例外なく招いたことが詳しく書かれています。生態系全般の破壊で、そのつけは全て人間に帰ってくると言うことです。

この世の中は「物質の系」と「生命の系」に分かれます。物質の系の代表は宇宙船です。人間は宇宙船を造れてもトンボの羽1枚も作れていないのです。生命の系である生態系の中にまだ確立もしていない「化学と言う学問」が入りこんではいけません。それはまるでガラス製品を売っているショウルームに象を入れたようなものだと思います。 望む、望まないは別にしてすべてを破壊してしまうでしょう。 自然界は1種類の菌や昆虫が大発生しないように幾重にも規制が設けられています。その摂理を根底から破壊するのが農薬です。人間の愚かさ、自然のすごさがこの本の中に詰まっています。それから50年たちました。何が変わり、何が変わっていないのかを、もっと真摯に検証する時代に私たちはいるのではないかと思います。 地球上の生命の70%~80%は昆虫です。その昆虫は自然と言う力のコントロールを受けています。だから1種類の昆虫の大発生が食い止められてきたのです。人間と農薬はそれを壊したのです。

農薬を扱っている人達は今の農薬は安全であると言います。だったら飲んでみてください。飲んで大丈夫であれば話は続ける価値があると思います。飲むことは安全のバロメーターの一つだと私は思います。私たちが飲めない危険なものは植物も他の小生物も嫌がるのではないでしょうか。 私たちの電子機能水には全ての昆虫を殺す力はありません。一部の幼虫の生育を止めて死に至らしめる力はあります。 また、葉や実に不導体被膜をかけカビや昆虫が繁栄しにくい環境を作ります。そしてある種の昆虫の身を守っている油成分を分解する力が有ります。昆虫や菌にとっては好ましい環境ではないはずです。中国やメキシコ、東南アジアなどのテストは菌や昆虫、鳥などとの関連性を調べるものでした。その結果は極めて満足するものでした。生態系に何ら損傷を与えず目的を達したのです。

電子機能水には自然をコントロールする力はありません。今起きている不都合を素早く是正し、自然の営みがしっかりできるようにするワンポイントリリーフのようなものです。ほぼ2年で自然環境はもどってきます。それ以降は電子機能水を使うかどうかの判断は現場に任せています。 今、世界では蛾(ヨトウムシ)が大量発生しています。日本だけではなく世界中でです。その他ダニやアブラムシもしかりです。自然発生的ではなく人間が人為的に農薬を用いて大量発生させていると考えて良いのではないかと思います。
スズメバチやテントウムシは蛾の幼虫の捕食者です。鳥もそうです。一体彼らはどこへ行ってしまったのでしょうか? 天国でしょうか?

5.遺伝子組み換え技術についての考察

この地球は微生物惑星と言われています。 しかし、その実態はわからないというのが事実だと思います。 あるアメリカの科学者が地球上の微生物の想定重量は地球上の全ての生物の26倍だと言っています。 この微生物の世界の事は我々はほとんど知りません。フランスパスツール研究所が微生物の研究を始めてまだ150年もたっていないのですから致し方ないと思います。私たちの大腸には200兆の微生物が 住み、私たちを生かしてくれています。私たちの体表面には約1兆の微生物がいて汗や垢を分解しながら私たちを守ってくれています。簡単に200兆と言いますが毎日100万づつ数えても54万年かかる数字です。 そして、私たちの大便の半分は微生物の死骸です。植物も全く同じです。微生物なくして生きていけないのです。

 それが現実でしょう。農薬と言われるものはその大切な微生物を殺すのです。しかし、彼らは黙って死を受け入れているわけではありません。新たな抗体や酵素を作り化学物質を無害化してくるのです。あの「バンコマイシン」でさえ2年間しか持たなかったではないですか‥‥。その微生物同士の協力、共生、拮抗という事については何もわかっていないのです。昆虫と一緒で強い化学物質を使えば使うほど彼ら彼女らは強くなっていくのです。化学物質もどんどん強くなっていきます。昆虫や菌の大半は殺せたが、人類を全て殺してしっまたという事にならないようにしましょう。人類は農薬に限界を感じて次の一手を出してきました。

 それが遺伝子組み換え技術です。現在世界の24か国で約1億9000万haの大地で遺伝子組み換え技術による農産物が生産されています。しかし、2011年には32か国が遺伝子組み換え作物を作っていたのに8年で8か国がやめている事実。栽培面積も増えていないどころか減っている事実については報道されていません。中国では2013年には420万haあった耕作面積が2017年には280万haまで減少しています。中国農業省の担当者はこの遺伝子組み換え技術によって一日に3000haの土地が中国から消えて行っていると言っていました。現実に大連郊外の放棄された農地を見ましたが360度地平線の果てまでぺんぺん草一本生えていませんでした。見事な破壊だと思いました。

様々な論文を読んでみましたが、遺伝子組み換え技術の未来は明るい様に見えました。先日、中国からオオタバコガに対応してほしい旨の依頼がありました。 これは綿花につく昆虫で、その大発生で困っているとのことでした。私はたまたま中国農業省の最新の実験結果を読んでいたのですが、そこには確実に遺伝子組み換え技術はオオタバコガを制圧したと書いていました。 書かれていることと現実があまりにも違うので何度も確認させてもらいました。結果はオオタバコガが大発生している事が正しいという事です。

中国では遺伝子組み換え作物は10品目より許可されていません。その中でも現実に大規模に行われているのが綿花です。中国の綿花の80%はこの技術で生産されています。 オオタバコガ対策には50年程前より自然農薬としてバチルスチューリンゲンシスと言う細菌を使って来ました。これは芽胞菌であり、蛾の幼虫を一発で殺す酵素を出す強い菌です。この中の殺虫毒素部分を取り出し綿花の遺伝子に埋めこんだいわゆるBt(Bacillus thuringiensis 枯草菌の近縁種)と言われる遺伝子組み換え作物なのです。これを食べた蛾の幼虫は皆殺しと言うコンセプトです。この蛾は一年に4回の世代交代をします。約10年40回の世代交代の中でこの毒素を無害にする抗体か酵素の生成に成功したのでしょう。

私たちは過去に農薬で失敗をしてきた道をまた歩むのでしょうか? 私は遺伝子組み換え技術の専門家ではありません。私の持っているこの分野における知識はほんの少ししかありません。そのため、この技術に対する批評が出来るレベルにはありません。マリー=モニク・ロバン著の「モンサント」という本を読まれることをお薦めしたいと思います。「モンサント」の意味はポルトガル語で「MONTE SANTO」です。「聖なる山」という意味です。この名前と全く異なる事をやってきたこの会社は先般ドイツの「バイエル」に合併されました。「モンサント」、「バイエル」は世界最大の種苗の会社です。私たちの生命はこの会社に左右されていると言って良いでしょう。どうせ左右されるなら、もう少しまともな見識と識見と常識を持った人たちに生命を預けたいものです。

遺伝子組み換え技術
遺伝子暗号を解析し、ある特定の遺伝子の働きを、別の遺伝子に挿入して新しい性質をもった生物を作り出す化学技術。遺伝子組み換え大豆はモンサントがラウンドアップに耐性のある遺伝子を抽出し、それを金の粒子に付着させ遺伝子銃で大豆の遺伝子内に挿入する方法。

6.「モンサント」についての考察

「モンサント」と言う会社については様々話題にのっておりますので、あえてここで論じる必要はないでしょう。一言でいうならば「人類の歴史の中で最悪の公害企業」です。地球環境を散々痛めつけた彼らの横暴を無条件で許すほど私たち人類は愚かでも寛大でもありません。こんな愚かなことはそろそろ終わりにしていかないといけないと私は思います。私たちの子や孫のために、そして人類の明るい未来のためにもです。

私たちが農薬を大幅に減らし、そして生産量を1.5倍にする。雑草は処理しない等というと多くの農業関係者や化学者達からうそつき、詐欺師と言われます。現実にそのように言われてきました。しかし、こう考えてください。

私たちは熱もないのに毎日解熱剤を飲むのですか? 下痢もしていないのに毎日下痢止めを飲むのですか? アトピーにもなっていないのに毎日アトピーの治療薬を肌にぬるのですか? そんな人はほとんどいないでしょう。

農薬も同じです。強い体を作れば良いのです。植物の生命のほとんどは土の中にあります。その生命の部分を直す事で農薬のお世話になる必要がない、強い体の植物が生まれます。電子機能水にはそれが出来るのです。

生産量についても増加したのはその土地の本来持っていた力、そして植物の本来の力によるものです。

電子機能水はそれらの背中をそっと押したにすぎません。
このことを証明するために私たちは日本、中国、東南アジア、モンゴル、ヨーロッパなどへ出かけて最低その地で3年以上のテストを行いました。

テスト面積は延べ1万ha以上に及びました。特に中国では北から南まで、西から東まで18カ所でテストを行いました。膨大な資金と労力が必要でした。多くは人の国です。私たちの思っていることがうまく通じず最初からやり直さなければならない事もありました。失敗した時の保証など様々リスクの高いテストでした。

私たちはその中で一度も失敗しないで最後までやりきることができました。一度でも失敗したら会社はその時終わりです。成功の基準は生産量1.2倍~1.5倍、農薬95%の減です。基準を設定してからもう少し低くすべきだったと後悔もしました。

「モンサント」は雑草は不要だし、農作物の成長を妨げるので全て殺してしまえと言う論法で「ラウンドアップ」と言う名の除草剤を開発しました。

その中で私たちは考えました「雑草」とはいったいなんだろう。それぞれ名があるのではないかという事。もしかすると、地上でそして土壌内で彼ら彼女たちは様々に協力しながら生きているのではないかと考えました。 そのため、私たちのテストは「手抜き農法」と称して雑草を一切処理しない方針で臨みました。従来の考え方から抜け切れない一部の農民が勝手に雑草を処理することもありましたが、ほとんどの雑草はそのままにしました。

このテストは1~2haで行っているのではありません。トータル1万ha以上の面積でのテストです。 この結果はそれなりの重みがあると思います。私たちの立っている立場は「モンサント」の考え方の対岸にあります。もっと自然を信頼すべきではないのかという立場です。もっと自然を敬うべきではないかという考え方です。人類は自然環境に挑戦してはいけないのです。人類も自然の一部なのです。 その中に遺伝子組み換え技術は必要ありません。そんな中途半端な、いい加減な技術に頼らなくても十分な生産量、安全性は確保できます。自然環境は一切傷つけることなしにです。

この世界にはいろいろな農業技術が有ります。当然私たちの技術より優れた技術も多々あるでしょう。しかし、必要なのは実践テストなのです。このテストをすることなしに本当の技術の姿を見ることはできません。簡単にできると思った事ができなかったり、到底できないと思ったことが簡単にできたりするのです。人間の知識などは自然の前にはほとんど無力である事を知らされます。もし、今先進農業技術を開発している人がいるなら是非実践農業テストをお薦めしたいと思います。

「モンサント」が悪いのは実験室レベルの成果を過大評価したことです。簡単にできると思ったことができなかったからこんな有様なのだと私は思います。 私の専門は電磁波工学です。量子力学の上に立脚している学問です。その中で私たち人間はこの偉大なる自然界の一部でしかないと教わりました。私たち人間は神によって選ばれたものではないとも教わりました。また、この世は微妙なバランスで成り立っている。私たち人間はその部分に土足で入りこんではいけないとも教わりました。

空中の窒素や土中の窒素は微生物によって最初に亜硝酸イオンに代わります。次に異なる微生物によって亜硝酸イオンは安全な硝酸イオンに変えられます。ご存じの通り亜硝酸イオンは猛毒です。もし少しでも亜硝酸イオンにする微生物が硝酸イオンにする微生物より多かったら、もしほんの少しでも多かったならこの地球に生物は存在していないのです。この微妙なバランスを土足どころか爆弾を持って破壊しているのが「モンサント」を代表とする化学会社のやっていることなのです。

私たちは喜んで彼らの行動を支持できますか? 地球は私たちの代で終わるのではありません。次の時代に繋げていかなくてはいけないのです。「モンサント」をはじめとする化学会社が作り出した世界規模の「ゴミ」を、胸を張って次の世代に渡すことができますか?
この話はそう言う話なのです。

7.肥料についての考察

世界では今、「ヨトウムシ」と言う名の蛾(幼虫)が猛威をふるっています。今年半年だけで中国の約半分の農地で大きな被害が出ているそうです。彼らは自然に生えている植物は一切食べません。農薬のかかった畑の植物だけを食べるのです。私たちは過去にさび病やアカダニ、粉ダニが猛威をふるっている畑のど真ん中に1haほどの電子機能水エリアを設け、虫や菌との相関を見たことが有ります。電子機能水のエリアでは虫や病気の被害は有りませんでした。それはこのエリアには彼らの天敵もいるし、植物本来の防衛機能も十分に働いていたからです。

そして何よりも植物は強く健康に育っていました。先に述べたように、自然は1種類の昆虫や菌だけが増殖することを許しません。私たちはご丁寧にも彼らの天敵を農薬で殺し、化学肥料で細胞をふにゃふにゃにして昆虫や菌が食べやすい環境を作ってあげているのです。中国でこのテストを始めたころ、ある農民から電子機能水の畑にダニが発生しているとの連絡があり、4時間かけて現地を見にいったことが有りました。確かに数匹のダニはおりましたが、植物の管理下で生活しているようでしたので、そのままにしてほしい旨話して帰ってきました。その農民は1匹でもいては大変だと思っていたのではないかと思います。多分農薬会社からそのように教えられていたのでしょう。

植物にとっても虫は大切な存在です。虫がいなければ受粉もできないのですから。虫がいることが問題なのではありません。バランスを崩し1~2種類の虫が大発生していることが問題なのです。 植物も私たち人間もそのような事態に対応できないのです。随分前ですがアメリカのフィラデルフィアにおいて、数日で360人以上の人が亡くなったことが有ります。その原因はレジオネラ菌の大発生でした。レジオネラ菌は決して強い菌ではありません。自然界の中では全く問題にならないほどの菌です。しかし、人間は殺菌剤でクーリングタワーを洗浄殺菌した時、レジオネラ菌以外の菌を全て殺してしまいレジオネラ菌の大発生を招いてしまったのです。

植物も同じなのです。この世は微妙なバランスで成り立っていること、私たち人間も植物もその自然の一部であることを忘れてはならないと思います。 今から約100年前ユダヤ系ドイツ人フリッツ・ハーバーによって窒素と水素からアンモニアを生成する方法が発明されました。F・ハーバーは一生を毒ガスの研究にかけた化学者です。彼は毒ガスの研究の副産物としてこの方法を見つけ出しました。その功績を認められ彼はノーベル化学賞を受賞しています。これが化学肥料の第一歩なのです。

このアンモニアは硫酸で固定され硫酸アンモニアとして、自動車の鉄板の防錆剤に使われていました。そして、古い硫酸アンモニアをドラム缶に保存していたところ、ドラム缶に穴が開き畑に流れ込んでしまいました。しかし、この液体が流れ込んだところの作物だけが異常な生育を示したのです。化学肥料のスタートです。

農薬も化学肥料もその根底には人体殺傷用の兵器開発(毒ガス)があったことは皮肉なものです。
化学肥料の発明によって多くの人が飢餓から逃れることができました。化学肥料様様です。戦後の日本もその恩恵を十分に受けています。

しかし、それから100年、今世界では多くの化学肥料の弊害が出ています。私たちの細胞タンパク質の50%はハーバー法によってつくられた窒素で構成されているとまでいわれています。全世界のアンモニアの年間生産量は約1.6億トンです。

その80%が化学肥料用に使われています。自然界で微生物により窒素が固定されるのが1.8億トンその他雷などの自然放電によるものと排気ガスNOXの合計が0.4億トンです。約43%を化学肥料が占めているのです。無視できない数字です。

有機肥料の必要性が叫ばれていますが、様々な問題点を有しているため、中々良い有機肥料ができないのです。仮にできたとしてもコストが化学肥料の10倍以上もするのです。これでは農家は使えません。 有機肥料の問題点は発酵がうまくいかないという事につきます。原材料に動物糞を用いるのですが、抗生物質や薬剤、ホルモン剤などを投与されているため、発酵菌が生育できないのです。最悪の場合発酵も腐敗もしません。

一度、温度を70℃まで上げ微生物を殺し整理したのち、新たな発酵菌を入れて半強制的に発酵させるのですが、温度を70℃まで上げた時点で窒素が空中に消えてしまいます。いろいろ工夫をして窒素を留めるようにしていますが、コストがどんどん上がります。価格は高いのですが化学肥料の能力とは比べ物にならない不完全なものができ上がるのです。一言でいうと能力不足です。実は人類はまだ正確に発酵の原理を捕まえていないのです。物の本には「発酵とは微生物が自己の酵素によって有機物を分解、変化させて特有の最終生産物を得る行為」という事になります。私たちは日常的に味噌、醤油、納豆、チーズ、ワイン、日本酒、キムチ等の発酵商品のお世話になっています。

次回はその発酵について詳しく説明しましょう。これからの農業を考えるのに大切な要因ですから。

8.酵素(発酵)についての考察

酵素とはなんでしょうか? 動物、植物、昆虫、鳥、魚、微生物等生きているその細胞から作り出される高分子の有機触媒です。触媒ですから自らは変化しません。私たちはこの酵素のおかげで生きている といって良いでしょう。例えば「カタラーゼ」という名の酵素が有ります。(酵素には必ずナーゼ、バーゼ、ダーゼ、ラーゼの言葉が付いているので区別しやすいと思います)このカタラーゼ一分子は一分間に500万分子の過酸化水素(H2O2)を水と酸素に分解しています。そして、私たちの細胞を酸素によって焼かれないように守ってくれているのです。もしカタラーゼと言う酵素がなかったならば私たちの体組織(細胞)は焦げ、死んでしまいます。好気性菌はこのカタラーゼを作ることができる菌であり、嫌気性菌ではできない菌です。

嫌気性菌は地球上に酸素が生まれる前から存在していた菌であり、20%近くを占める空気中の酸素に耐えることができません。土壌内には好気性菌が40%、嫌気性菌が60%占めており、それぞれの場所で仕事をしているのです。また、酵素は常に同じ仕事しかできません。一つの鍵穴に一つの鍵の原則です。 微生物が作り出す酵素を用いて有機物を分解し、植物が肥料として必要な硝酸イオン(NO3-)を作り上げるのが農業における発酵技術なのです。微生物はタンパク質分解酵素であるプロテアーゼ等を作りタンパク質の分解を行います。リパーゼは脂肪分解酵素です。アミラーゼは炭水化物分解酵素です。これらは加水分解酵素といわれ、有機物の分解には絶対必要な酵素なのです。私たち人間は微生物の活動状況をしっかりつかんでいるわけではありませんが、この作業には膨大な微生物が関与していると思います。普通の土壌には土1g当たり約10億以上の微生物が確認されています。そして、彼らが土の中から取り出したモリブデン、銅、カルシウム、鉄、セレニウム、亜鉛、マンガン、マグネシウムなどを付加し有機物を効率的に分解していくのです。 有機肥料を作るためには、こうした微生物が絶対必要ですし、相当量の微生物を確保しなければなりません。

そのため温度を40℃~50℃にしたり、pHを5.0~8.0にしたり、気圧をコントロールする必要があるのです。その他にビタミンB、ビタミンC、ベータ―カロチンなどを投入する必要があります。菌についても芽胞菌、イースト菌(酵母)、糸状菌など精力の強い微生物が必要になります。しかし実態は農薬の使い過ぎ、動物糞に含まれる抗生物質により微生物は増殖できずにいます。そのため、発酵が進まないのです。

ある時は腐敗、もっとひどいときは全く変化しない(腐敗もしない)状況となります。発酵阻害条件が多すぎるのです。

これが世界の有機発酵肥料の実態です。だから農民からすれば有機肥料はだめだという事になります。 この分野にも、私たちは電子機能水を投入しています。電子機能水を投入した場合、微生物量は約2.5倍になります。当然発酵効率も2.5倍になります。全ての問題を解決できるわけではありませんが、大きな変化を生み出すことができるのです。 電子機能水の中に含まれている大量の電子と水素イオンは微生物の生育に直接関与するものです。そして、水酸化物イオンは有機物の分解に参加します。あまり濃度を上げると微生物の生育に関係してきますので、しっかり管理が必要になります。発酵という分野については長年の経験、ノウハウに頼っている部分が多く素人ができることではありません。

また、非常に微妙な側面を持っています。クサヤや鮒ずし、納豆は外国人には腐敗ととらえられてしまいます。ブルガリアのヨーグルトは私たち日本人には腐敗したものに写ります。 有機肥料の製作にも多くの経験とノウハウが必要です。それと農薬や抗生物質のような化学物質に侵されていない動物糞が必要です。実は私たちの電子機能水は既にヨーロッパで長年豚に飲まれています。病気にもならず出荷も2週間ほど早まっています。(通常は6カ月、100㎏で出荷)
勿論、抗生物質や薬、ホルモン剤は一切使っていません。ECOMIZERによる循環型のシステムができあがります。

これからテストに入るのではありません。既に実用されている技術です。

9.ミネラルについての考察

私たち動物は植物に寄生して生きている動物であると述べました。それには2つの理由があります。 一つは植物が太陽の電磁エネルギーを使って水を電気分解(光合成)することで得られる水素イオンと電子を得ること。二つ目は土の中に存在する所謂ミネラル(微量元素)を植物から得ることなのです。 ミネラルも水素イオンも電子も、私たちは自らの体の中でつくる事はできません。私たちは植物を経由して得ているのです。私たちの体は約60種以上のミネラルによって構成されていると言われています。(詳しくは今の学問ではわかりません。89種と言う学者もいます)

その重量は体重の0.04%しかありませんが
⑴体内に4000種あるビタミンホルモン酵素の製造、運動、
⑵細胞洗浄、
⑶体内免疫の維持、
⑷血液・体液のpH調整、
⑸細胞浸透圧の調整、
⑹体内65%以上を占める水(血液、体液)の運動、活性化、
⑺神経刺激信号の伝達(痛み,かゆみ等)、
⑻農薬・化学物質の排泄、⑼ATPの生産、
⑽エネルギーの発生・貯蔵・転換、
⑾体の構造材料等の仕事をしています。ミネラルが慢性的に不足するとさまざま体に不具合が生じます。

ガン、動脈硬化、糖尿病、心臓病、貧血、皮膚炎、アレルギー、自閉症などの慢性疾患を生じさせるのです。私たちの身体の細胞は脳みそ、脊髄等を除けば常に新しいものに入れ替わっています。小腸の上皮細胞は半日で新しいものに交換されます。肝臓でも120日です。半年後には新しい体になっているのです。そのためには大量の電子、水素イオン、そしてミネラルが必要になるのです。

ところが、味のない促成栽培の野菜群には十分なミネラルが含まれていないのです。公的機関の調べでは、しっかり作ったものの30分の1しかミネラルが含まれていないと言われているのです。これでは野菜ではなく野菜もどきです。野菜の問題は単に農薬の問題だけではなかったのです。ミネラルは土壌内の微生物が自ら吐き出す強酸性の溶液(微生物の糞尿)が土の担体であるケイ素を溶かすことでイオン化します。自分が使うためです。それを植物が根から横取りをします。植物は微生物に水素イオンと電子でその対価を払います。私たちは植物が蓄えているそのミネラルをいただいているのです。 この様なメカニズムでミネラルは循環しているのです。農薬や化学肥料の残留物である硫酸、塩酸はその大切な微生物を殺しているのです。これが本当の農業と言えるでしょうか。まるでまやかしです。 昔から五色の食文化ということが言われています。赤いもの、緑のもの、白いもの、黄色の物、黒いものをバランスよく食べなさいということです。要するにミネラルをバランス良くとりなさいという先人の教えです。

中華料理はその典型です。その中華料理を食べている中国人は病気だらけです。いかに野菜に大切なミネラルが入っていないかということです。今の野菜の怖さはそれだけではすみません。前にも述べましたが植物は土の中に元々窒素がないことを知っているので、窒素を優先的に吸い上げます。それを防ぐために塩化カリウムを肥料と称して土壌に投入するのです。植物はカリウムを窒素と同等に吸い上げるからです。

こうして窒素過多を防ごうとしているのです。「窒素、リン、カリ」のカリの役目はそのためです。こうしたことを現代農業は正しく説明してくれません。土壌の中に最も多く含まれているのは酸素です。次はアルミニウム、鉄、カルシウム、マグネシウム、そしてカリウムです。あえて投入しなくとも十分土の中にあるのです。窒素を多く吸い上げた植物は窒素過多になり、その窒素は硝酸塩にそして発がん物質になり、インシュリンの生成阻害物質であるニトロソアミンに姿を変えます。硝酸塩の致死量は5000ppmです。 私たちの周りにある野菜にはその致死量を超えるものがたくさんあるのです。

このような硝酸塩を多量に含む野菜を食べ、お茶を飲んでいると腎臓障害が起こると言われています。 スリランカの紅茶はイギリスから有害野菜のレッテルを張られ現在全く輸出できません。 EUの基準は2500ppmですが、私たちがスリランカの茶園で実際測った硝酸塩濃度は20000ppm以上を示しました。最高20000ppmの計器の針が振り切れたほどでした。スリランカの腎臓病患者は450万人、人口の20%です。

日本でも腎臓病患者の数は1200万人と言われています。人口の10%です。腎臓病患者のグラフと化学 肥料の増加グラフは奇妙に一致するのです。根本的に農業を変えていかなければならない分岐点に私たちは立っているのかもしれません。今迄はこれを解決する方法がありませんでした。しかし、ECOMIZERは今もしっかり様々な場所で働いています。

10.サビ病についての考察

今、世界で猛威をふるっている「さび病」について述べてみたいと思います。
思いついた順に書いているので、話題に統一性がなく大変だろうと思いますが、しばし我慢をして読んでください。

今迄はあまり化学式を書かないようにしていましたが、少し必要になってきました。 この「さび病」はインドネシアやメキシコのコーヒーをほとんど壊滅させました。 「さび病」は昔から存在していた病気ですが、近年何故か申し合わせた様に世界中で猛威をふるっています。

私は「さび病」=微生物原因論に少し疑問を持っています。松の倒木を「松くい虫」によるものと決めつけた今の一般的な考え方に異論がある事は既に説明しました。シナリオを描き、全ての準備を行ったうえで松くい虫に引き金を引かせたのはいったい誰なのかを見つけ出さないと「世界的松倒木事件」の真犯人にはたどり着けないのではないかと思うのです。

私は「さび病]も [松の倒木] も同じような原因が根底にあるのではないかと考えています。 そう考えているのはこの広い世界で私だけでしょうか?

私たちが大地に化学肥料を投入し始めてから約100年たちます。私たちが使用している化学肥料は硫酸アンモニウム{(NH4)2SO4)}、塩化アンモニウム(NH)4Cl)、そして塩化カリウム(KCl)です。植物はアンモニウムイオン(NH4+)を取り出しそれを硝酸イオン(NO3-)に作り替えて吸収します。その際に余り残留するのが硫酸イオン(SO4)2-です。これは水に溶け植物の先端まで毛細管現象によって運ばれます。そこで硫酸(H2SO4)となり細胞を破壊します。また、硫酸は土(ケイ素)を溶かしアルミニウムや鉄と結合します。硫酸アルミニウムや硫化鉄は植物内に有るリン酸カルシウム(Ca3(PO4)2)と容易に置換します。そうするとAlPO4、 Fe(PO4)2 リン酸アルミニウムやリン酸鉄となり、完全にリン酸を固定します。松くい虫の項で説明しました通り、リン酸が動かなくなると生命活動が著しく阻害され、植物は最終的には死迎えることとなります。また、窒素の吸収阻害剤として土壌に投入された塩化カリウム(KCl)はカリウムイオンとして植物に吸収され、残った塩素イオンは(Cl-)塩酸(HCl)となり土壌内に残留されます。硫酸も塩酸も植物や微生物、ミミズのような小生物やモグラなどの動物を殺し、土壌内には生物の存在できない世界を作り上げるのです。植物の根はこうした強い酸に溶かされ、いくら新しい肥料を入れても吸収できない状態になっているのです。人間であれば生命維持装置を付けられたような状況です。

私たち人間はこうした状況を打破するため、そこに石灰(CaO)や消石灰(Ca(OH)2などを投入します。

これらはセメントの原材料です。そのため、土壌はカチカチに硬くなり、つるはしを使わないと掘れないくらいになります。これでは植物は根を深く張れません。
世界の平均作土層(植物が根を張れる深さ)は15cmです。一般野菜でも50㎝は最低必要です。植物にとっては「一難去ってまた一難」と言うところでしょうか。このように弱っているところにカビ菌が付着するのです。


通常は葉や茎、実の表面にはその植物にだけ付く固有の微生物がいて外敵から身体を守ってくれています。その詳細は私たち人間にはわかりませんが、ものの本には10億年前からその取り決めが植物と微生物の間でできていると書かれています。それをご丁寧に農薬で皆殺しです。皆殺しができれば良いのですが強いカビ菌だけが生き残ります。それが「さび病」の引き金です。さび病は感染したところがさび色、白色、赤色、黒色に変色するので名付けられた名前です。カビにそのような色素が有るのでしょうか?勉強不足の私はこんなこと聞いたことが有りません。 先に述べたリン酸アルミニウムの色は白です。リン酸第一鉄の色はきれいな赤色です。リン酸第二鉄は濃い青色です。最後に植物内で加水分解されできた水酸化第二鉄(Fe(OH)2)の色はさび色なのです。この問題は結論を出すのに少し検討が必要だと思います。

私たちはさび病が蔓延している畑の真ん中に実験区を作り、さび病の原因は土壌にあるとの仮説を立て実験をしました。ネギ、ニンニク、ニラ,エンドウなどを用いて行いましたが全てこの病気にかかる事はありませんでした。膨大な量の菌が飛び交っているにも係わらずです。このテストの結果から、私たちは土壌条件の整備でこの病気は確実に制圧できる事を確信したのです。 ECOMIZERに含まれている電子は、微生物を制御する力が有ります。50倍希釈液はカビ菌を確実にやっつけることができるのです。

カビ菌の天下を一度壊します。そして、そこに本来の住人が戻って来られるように整備しなおすのです。また、土壌の中に残留する硫酸、塩酸を中和し無害化します。微生物や小生物等の生活環境を整えるのです。微生物さえしっかり戻り働き出せばあとは大丈夫です。 そこに新たな消石灰、石灰をまく必要はありません。また、過剰な窒素の吸収を止めるための塩化カリウムを投入する必要もありません。既にECOMIZERの中にはカリウムイオンが入っているのです。コンクリートのように固くなっている岩盤層は微生物の出す強い酸によってみるみる溶けていきます。それによって植物は根を深く深く張っていけるのです。 一匹の微生物が30分に一度の割合で細胞分裂したとしましょう。24時間死なないと仮定して24時間後には218兆になっています。天文学的な増殖率です。彼らの力に賭けてみるのも一つの方法です。そして、彼らの事は彼らに任せてみましょう。どうせ私たちには何もできないのですから。


11.土壌についての考察

今回は少し視点を変え土壌について考えてみたいと思います。 「土壌」と言う言葉を辞書で引きますと、⑴植物の生育媒体、⑵水を貯え、水を供給、浄化するところ、⑶大気

の組成を変えるところ、⑷多くの生物の住処、となります。
陸上に於いては私たち動物、昆虫、微生物は植物に寄生して生きているのですから全ての生命の基点であると考えて良いと思います。その土壌には膨大な数の微生物が生育しています。私たちにはその姿が見えていません。多種多様な微生物が膨大な数がいて生きているとしか言えません。その実態は詳しく解らないのです。そして、多くの動物がそこに生活し土壌圏をつくっているのです。

その代表的なものは、⑴モグラ、トガリネズミ、⑵ミミズ、ヤスデ、ワラジムシ、シロアリ、ゴミ虫、⑶トビムシ、ササラダニ、クモ、⑷ミズミミズ、線虫 などです。
約50種類と言われていますが実態はやはり良くわかっていません。 私たちはダニと言うと有害虫と言うレッテルを貼りますが、ダニは動物死骸や枯葉などの植物死骸を細々にする大切な役目をもっているのです。先に述べましたが、自然は一種類の虫だけが増殖することを厳しく規制しています。

人間が介在しない限り自然界だけではそのような事にはなりません。今、世界中で猛威を奮っているアカダニ、粉ダニにも本来貴重な仕事が有ることを理解してほしいと思います。彼らが勝手に増殖しているのではありません。そこには人間の介在が有るのです。生物連鎖を農薬等で断ち切るという無謀な行為です。 その土壌生物の中で最も有名なのがミミズです。ミミズは1㎡当り数十万匹が生活していると言われています。線虫に至っては百万匹生活しているそうです。彼らはpH4.5以下の地には住めません。化学肥料によって土壌pHが下がりますと彼らの生活圏はなくなるのです。

ミミズの研究で有名なのは、かの進化論のチャールズ・ダーウインです。ミミズは歯がないため有機物を2mm以下の砂と一緒に飲み込み体内で小さくした後排出します。これは糞塊と言われ微生物の貴重な栄養分となり、その場は微生物の繁殖の場になっているのです。また、ミミズは地下にある鉱物質土壌を地表に排出し地表の有機物を地下深く引きずり込みます。そして有機物と無機物を混合攪拌する仕事をしています。農業の耕耘そのものです。また、土壌内にトンネルを掘るため酸素の供給にも寄与しています。

チャールズ・ダーウインによれば温帯の牧草地で1ha当りミミズが作る糞土は1年間で20~40トンにもなるそうです。これを地面にならすと10年で4㎝の厚さになります。この様な仕事はアリ、コガネムシ、セミの幼虫も行っています。ミミズが嫌いだからと言って無暗に殺してはいけません。彼らは土壌内で線虫を規制しているのです。ミミズがいなくなると線虫の天下が来ます。今度は線虫が増えたから、邪魔だからと言って土壌内に毒ガスを入れ殺します。もし線虫をやっつけル事に成功したとすると、線虫がそれまで規制していた紋葉菌が増殖を始めます。紋葉菌が猛威を振るいだしますと私たちはただただ見ているより方法がないのです。紋葉病は怖い菌で植物は葉が青いまま枯れてしまいます。対応法は全くありません。

この様に全てが連鎖しています。この連鎖を私たち人類は知らないのです。今、私たちが苦しんでいるこの状況は私たち自身が生み出したものであるという事に気が付かないと、私たちそして私たちの子や孫はもっと苦しい立場に追い込まれて行ってしまいます。もう一度考えてください。土壌圏とは多くの動物、昆虫、微生物が生活する命が躍動する場所です。 生命の調和の舞台です。植物はそこに身を置き生きているのです。農業の本来の意味は「心を耕すような気持ちで大地と触れ合う」ということです。

英語の「 AGURI CULTURE 」はそのような意味です。 これだけ複雑に自然が壊されますとなかなか修復が大変です。どこから手を付けて良いのか分らなく、立ち尽くしてしまいます。今迄の100年のつけ、負の遺産を全て背負うのですから大変なことです。これまでは有効な手段はなかったため十分な対応ができなかったと思います。 しかし、電子機能水にはこうした不自然な状況を短時間で変えていく力が有るのです。3年間、1万haのテストはそのことを明確に私たちに教えてくれています。電子機能水は全ての菌、全ての昆虫、そして全ての動物に公平です。そして、自然環境を無理やり変えることもありません。自然の摂理を守りながら事態を改善する技術なのです。どうぞ信頼してください。


土壌の項で一つ忘れていたことが有ります。土壌内には無数の孔隙(こうげき)が有り、イオン水が蓄えられています。 植物の根は太すぎてそれを吸い上げることができません。微生物の力を借りることで一年ぐらい雨が降らなくとも十分な量の水を孔隙から吸い上げられるのです。モンゴルの地は雨が基本的に少ない地です。私たちのテストの時は一滴の雨も降りませんでした。育った小麦はECOMIZERによるものだけでした。大きな大地ですので種の浸漬だけで育てました。

12.総括として

今回は私の戯言を聞いて下さい。 日本のコメは野菜と違い固定種と言う種を使っています。固定種とは長い年月をかけ地域の気候、風土に適応して育った種のことです。日本のコメは300種以上固定種で自給率は100%です。ちなみに野菜の固定種の割合は僅か10%です。

1993年のいわゆる冷夏の時、宮城県産の「コシヒカリ」は全滅しましたが、「ひとめぼれ」と言う品種は全く被害が有りませんでした。 また、1845年遠いアイルランドでジャガイモの病気が広がり、わずか4年で200万人の人が飢餓で犠牲になりました。当時アイルランドはイギリスの統治下にあり、主に小麦を作って輸出していました。そのためアイルランドの農民はジャガイモを主食にしていたのです。栽培に手間がかかるためジャガイモの種類を2種に限定していたため、またたく間に病気で全滅してしまいました。飢餓が出ているのにイギリスは輸出用の小麦を農民救済に使いませんでした。このことがアイルランド人の反英思想の原点になっているとも言われています。アイルランド人はこれを機にアメリカ大陸に大量移民したのです。このことからも単一品種の怖さがわかると思います。

日本では昨年4月「種子法」が廃止されました。化学会社はコメ300種の固定種を4種類のF1種にしようとしているようです。 世界の種はアメリカ、ドイツ、フランス、中国、そして日本の種(F1)に独占されています。もっとも大きいのはバイエル・モンサントです。そしてデュポンと続きます。それ以外はバイエル、デュポンの十分の一以下の規模です。日本ではサカタのタネ、タキイ種苗が有名です。 中国では野菜は目方売りが原則です。スーパーマーケットでも目方売りされています。そのため野菜は固定種が主体です。 「種子法」はなくなりましたが「地域で受け継がれてきた種は自分たちで守っていく。種子供給から撤退はしないを目的」に各県で【種子条例】が成立しています。これは本来の種子法と同じ基本理念です。

私たちの世界6か国で行ってきたテストを終え、今世界では実用、実践テストに入っています。この技術を用いることでどれだけ農民の生活がどう豊かになっていくかと言う事を把握するためのテストです。このテストに参加することで中国政府は補助金を農民に払っています。大した金額ではありませんが大きな進歩だと思います。

メキシコではECOMIZERを導入したことでアボカドの落実率が大幅に減少したのです。これだけで年間約1900億円の経済効果が見込まれるのです。日本では未だ私たちの技術は懐疑的にみられています。現在の農業理論と合わないのでインチキだ、おかしいとも言われます。好い例かどうかわかりませんが、「外は大雨です。しかし気象技術、気象理論から見て今雨は降るはずはない。今降っている雨が間違っている」と言っているのと同じです。

長い間私たちは「科学は万能である」と思い込まされてきました。しかし、間違っている事は多々あります。 電気は+から-に向かって流れるというのがその典型でしょう。答えはその反対です。いまさら変えられないのでそのまま教えているという事です。

20世紀に私たちが得た結論は「この地球のこと、自然界の事は何もわからない。」という事でした。そのことから全て考えていかなくてはならないと思います。 この30年、何に取りつかれたのか分かりませんが、自分の専門分野である「電磁波」の研究を捨て「電子機能水」の研究に没頭してきました。良く最後までやりぬいたと思います。多くの人の協力は当然ですが。それでも奇跡に近いものが有ります。人生がもう一度やり直しできるとしたら私は100%同じ道は歩ゆむ事はないと思います。大きな犠牲を払いました。この研究を最後まで持ってこられたのは医療分野、食品分野、工業分野、畜産分野を経て農業分野に入ったため、基礎がしっかりできていたからだと思います。


人類はこれから100億人になるという人がいます。一体食べ物はどうするのでしょうか? フードサプリメントで済ますのでしょうか? これからの科学は私たちがこの200年程で壊した自然環境の修復にそのすべてを使われるべきではないでしょうか? 私たちの技術がそのための一助になればと思います。